#8 「私とカメラ」〜FUJIFILM X100V〜
こんばんは。
今夜は私がいつもカバンに入れて持ち歩いている相棒、X100Vのお話です。
愛してやまないX100シリーズ。
その中でも特に気に入って使っているのが5世代目のX100V。
その魅力と作例を紹介します。
今晩もお付き合いいただければ嬉しいです。
出会いはすれ違い
私がX100Vをお迎えしたのは2024年の2月。
それまでは一つ前のX100Fを使っていました。
X100FはX100シリーズ第一世代の完成形とも呼ばれ今でも根強いファンがいます。
その理由は23mmレンズの開放F2のフワッとしたボケ。
フィルムライクな優しい描写。
大好きなX100Fでしたが発売から7年が経過していた事もあり2024年でメーカーサポートが切れることが決まっていました。
サポートが切れる前にX100Vの中古に乗り換えようか、このまま使い続けようか悩んでいた時に耳にしたのがX100Ⅵの噂。
新品で最新のX100シリーズを手にするチャンスを心待ちにしていましたが、プレスリリースを見てその気持ちは一変するのでした。
その時の心境がこちら。
期待が大きかったのもあってちょっとした富士フイルム不信に陥りました。
他メーカーへの乗り換えを検討し出すほどに。
最終的に我にかえってお迎えすることになったのがX100Vです。
いつもそばに
「カメラをいつも持ち歩いていないと良い写真は撮れない」と言うより
「いつもカメラを持ち歩いているから良い瞬間を撮ることができる」と思う今日この頃。
一番の近道は気に入った相棒を見つけること。
ついつい手に取ってしまうような、眺めながら一杯やれるような。
そんなカメラがあれば、気がつけばカメラと一緒に過ごす生活になる。
仕事帰り出来たての晩御飯を。休日のカーテン越しにさす朝日を。なにげない日常を一緒に過ごすカメラ。
手を伸ばせばそこにX100Vがあって、考えるよりも先に写真を撮っている。
私にとってそんな存在です。
時を重ねて
X100Vに乗り換えたもう一つの理由は“生まれてくる子供の成長を残したい“という理由があったから。
その相棒としてX100Vが必要でした。
換算35mmの画角は家族と日常を一枚に残すのにはちょうどいい広さ。
自分が今何気なく見ている幸せを写真という形で残しておきたいのです。
自分が父の一眼レフに憧れて写真を始めたように。
息子が私の姿を見て写真を始める日が来るならこのX100Vを贈りたいと思っています。
私と息子の離れた時間を繋ぐ役割がこのカメラにならできるのではないか。
X100Vとともに時を重ねていきたいと思っています。
作例
エピローグ
愛してやまないX100V。
そのアクセサリー選びはまさに沼。
日をあらためて私のお気に入りアクセサリーを紹介したいと思います。