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#7「X-T5 おすすめファンクション設定」

X–T5を使い出して2ヶ月。
ファンクションボタンの設定が固まってきたのでご紹介します。

主なコンセプトは「日常生活を単焦点で気持ちよく撮るためのカスタム」です。
瞳AF・AFモード・パフォーマンスブースト・デジタルテレコンを使いやすい場所にアサインしています。


背面のFnボタン設定

背面でFn設定できるボタンは8個

1「AFーON」⇨AFモード切り替え

 瞳AFを効かせる時はゾーンかワイドに。瞳AFを切って被写体を指定したい時にはシングルポイントを指定できるようにしています。撮影シーンに合わせて瞬時に切り替える必要があるのでファインダーを覗きながらでも親指で操作できるこのボタンに割り当てています。

2「リアダイヤルボタン」⇨フィルムシュミレーション

 その日の気分で使い分けるのでリアダイヤルに設定しています。リアダイヤルを押し込んだ後に左右にダイヤル選択でスムーズにフィルムシュミレーションが選択できます。ファインダーを覗きながら変更しやすいのもメリットです。カリカリとフィルムシュミレーションを選ぶ所作も気に入っています。

3「Q(クイックメニュー)ボタン」⇨パフォーマンスブースト設定

 ここぞの時にすぐにAFとEVEの性能を最大に切り替えれるようにしています。動きものを撮る時には親指でこのボタンを押してパフォーマンスをノーマルからブースト(フレームレート優先)に切り替えるようにしています。AFのヒット率が上がるような気がしています。

4「AE–Lボタン」⇨デジタルテレコン

 単焦点レンズを普段使いしているので、親指で押せる場所にデジタルテレコンを設定しています。後一歩、被写体に寄ることができない時にここを押してクロップをかけます。ファインダーを覗いたまま操作しやすい位置です。

5「十字キー(上)」⇨動画手ぶれブースト設定

 定点で動画を撮る時には手ぶれブーストを効かせます。Fn設定していないとメニューから呼び出す必要があるので動画の途中で切り替えることができません。ここに設定しておけば動画を回している途中でも手ぶれブーストのOn・Offの切り替えができます。

6「十字キー(左)」⇨被写体認識AF設定

 使用頻度は瞳AFより低いですが、愛犬を撮る時に使うので十字キーに設定しています。ワンプッシュでは被写体の種類を変えることができないのでクイックメニューにも登録してそちらから選択できるようにしています。

7「十字キー(右)」⇨ISOオート設定

 ISOオートの切り替えはここから。上限を800・3200・6400の3パターン登録して使い分けています。丁寧に撮りたい時、露出が難しい時以外は基本ISOオートです。

8「十字キー(下)」⇨クイックメニュー

 細かな設定はクイックメニューで設定しています。ファインダーを覗いたままで操作することはないのでこの場所で十分です。


正面のFnボタン設定

正面でFn設定できるボタンは2個

1「Fnボタン」⇨カスタム設定

 フィルムシュミレーションを自分の好みにいじったものはカスタム設定に登録しています。リアダイヤルでそのままのフィルムシュミレーションを、フロントのFnボタンで自分の作った色を呼び出します。サブカメラのX100Vも同様に設定しています。

2「フロントダイヤルボタン」⇨設定なし

 レンズについている絞りリングを使うのでほとんど出番なし。社外レンズをつけた時に使用する程度です。


軍幹部のFnボタン設定

軍幹部でFn設定できるボタンは2個

1「Fnボタン」⇨顔認識AF設定

 顔認識の切り替えをここに設定しています。AFが思ったところに行かない時にはここを押して顔認識をすぐに外せるようにしています。ファインダーを覗いたまま人差し指で操作可能です。

2「VIEW MODEボタン」⇨水準器設定

 VIEW MODEは一度決めたら変更しないのでここに水準器を設定しています。メニューから呼び出すのは億劫ですが、使用頻度も少ないのでここに落ち着きました。


エピローグ

富士フイルム機を使ってきてたどり着いたFn設定です。
サブ機のX100Vもほぼ同様に設定しています。

X–T5は基本的にファインダーを覗いて撮影するので、よく使う機能を親指と人差し指で操作できるボタンに振り分けています。
Fn設定できないものはマイメニューに入れてすぐに呼び出せるようにしています。(プリAF・カスタム登録・測光・AFー Cカスタム)

何かの参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございます。

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