見出し画像

不自然なことをしないこと

窓に映る自分の姿。ざわざわとした心は表情にはでていない。

昔から、電車に乗るのが好きになれない。昔からといっても、正しくは大学生から上京してから。

東京の電車はいつもいつも満員で、押せ押せの状態が普通で(おかしいよね)、人との秩序なんてあったもんじゃない。「配慮のない世界」だと心から思ってしまうから、この地は配慮のない人たちの集まりなのでは?と心から疲れてしまう。(みんなそれを耐えてて本当すごいと思う毎日お疲れ様です)
無関心でいれたら楽なのに、どうしても嫌だなと思い詰めてしまうし、大自然の田舎で育ったからこの不自然な圧迫空間に拒否反応が出てしまう。

でもやっぱり仕事を探すのは東京だし、離れてしまえば今よりは楽なのに、会えなくなるひとがいると思うと離れられない。離れたいのに離れられないなんて、東京にそんな言葉を当てたくはない。大事な人に使うような言葉なのに。

生きていく上で、今の私には、東京で仕事をする、東京で生活をするという基盤はやはり動かせないのなら、できるだけこの不自然な生活には触れないように過ごすことが、自分のために、自分の心を守る方法だと思う。

少しずつ自分の生活を確立できるようになって、自分の気持ちに無理させないことが豊かに生活するポイントだって気づいたので、自分の機嫌をとる生活を極めていきたいな、と25歳の今、思っています。

また歳を重ねたら、感じること、大事にしたいことは変わっているのかな。それも楽しみだから、今は今大事にしたいことをぎゅっと包んでいきたいな、なんて思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?