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子供の愛情ってなんだろう

日本に限らず、多くの国では子供の教育について様々な意見などがあると思いますが、私自身としては教育について以上に考えてほしいものとして、子供への愛情があげられます。
教育、というものは確かに大切ではありますが、それと同時に手段でしかありません。
知識、コミュニケーション能力、その他能力向上は、極論ではありますが、生きていく上で必要ないからです。
ですが愛情はどうでしょう?
1世紀前の時代に生まれた方ならばいらないという硬派な方が多いと思いますが、現代では愛情というものが大切であることがなんとなく理解されているような気がします。
なので、子供への愛情とは何かを少し考えていきたいと思います。

とはいえ、子供の教育は重要である、ということも理解できますし、さっきも言ったように教育がなくてもいいというのは極論でしかありません。
手段とは言え、現代では教育と愛情はセットのようなものでしょう。
ですがセットではありますが、優先するべきは愛情ですし、どこまで行っても教育というものは手段以上の存在から抜け出すことはないわけです。
ですが、これを勘違いしてしまう人も少なくないわけですね。

例えば、教育熱心なママ、もしくはパパが満点以外のテストを認めない、という光景を見たり、もしくは人づてに聞いたりすることがあるかもしれませんが、この場合、テスト100点であることが愛情を注ぐ条件になっていることになります。
これは愛情が手段になっており、教育が目的となっているものになります。
(認める、もしくは愛情を注ぐ(手段)ことで100点のテスト(目的)を取らせようとしている。)
本来はテストが何点だろうと、いったん親はそれを受け入れ一緒に改善していく必要があります。
何故間違ったのか、次間違えないためにどうすればいいか、そして勉強しすぎているのであれば気分転換で遊んだり旅行するのも必要でしょう。
愛情があるのであればなおさらです。というか人間という扱いをするのであればなおさらこのような行動をとるべきです。
ですがそうはならない。

これは勉強以外でも同様です。
子供の教育となると子供を人と見ない親も一定数折られるかもしれませんが、あなたの子供はあなたのロボットでも操り人形でもなんでもありません。
それだけ理解して愛情を注いでいただければいいかなと思います。

そして子供の愛情ってなんだろうと、親自身も考えることで子供と一緒に成長できます。
子供もまたあなたへの教育者になります。

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