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パーカーさんのひとりの時間が僕を救うを読んでみたら人生の黄金律が詰まっていた。
4月からYoutubeに動画投稿を始めた。
そのきっかけは2つあって
1つはコロナで強制自宅警備を命じられたこと。
もう1つはパーカーさんの動画を見つけたことだ。
自分も根っからのぼっち気質でなんとなく親近感を感じたこと。
別に無理せずひとりの時間を動画にしてもいいのかと思えたこと。
こんなたくさんの人に見てもらえるようになったら楽しいだろうな。
お金ほしい。
そういう気持ちでYoutubeを始めた。
そんな自分の生活の転機になったパーカーさんの本が出たということで
やっと今日読むことができた。
(本当に人気で発売当初は近くの本屋に置いてなかった!)
率直な感想
めっちゃ大学生の時の自分
だった。大学生の時の自分の悪いところを10倍薄めていいところを10倍濃くした後、人間修行を10年積ませたような方だった。
コミュ障、ぼっち、自意識過剰、プライド高い、等のワードが散りばめられているんだけど、大学生の自分の脳内はこれらのワードで満たされていた。
それでもパーカーさんは、自分のやりたいことのために、節約して自活して、大きな挫折を体験して、Youtubeで成功して、親孝行して…と、同じぼっちの自意識過剰とは思えないほどキラキラしていた。
(挫折の体験談でO氏の研究室に入るために院試を受けるエピソードがあるんだけど、こういう発想も本当にそっくりで笑)
自分の場合、ある程度親に支援してもらっていた癖に、文句ばかり言っていて、学生の時にこの本を読んだら恥ずかしくて卒倒していたかもしれない。
本を読んで気付いたこと
パーカーさんの良さといえば、人柄の良さ、謙虚さ、初心を忘れない、というところだと思う。
動画で見る限りは、こういう性質は持って生まれたもので、自分には出せない色だろうなと思っていた。この本を読むまでは。
実はこうした謙虚さや人柄の良さ、初心を忘れないといったような雰囲気は、ぼっちでコミュ障で自意識過剰でプライドが高いからこそ出せるものなのかと気付いた。
自分のコンプレックスとか嫌なところを認識して直そうとしているときに、人の良さが生まれるのだなと、各エピソードを読んで実感したのだ。
(女性はこういうのを出会って2秒で判断してる気がする。
あと最近の動画だとそういうとこもチラ見せしてくるからかわいい。)
自分とパーカーさんを同列に語るのも失礼なのだけど、自分の良いところと悪いところを再認識できたし、人から見た自分の要素も少しはわかることができた気がする。
キリスト、孔子も驚愕のパーカー本
社会人になってからは自意識過剰とか意識する間もないほど人間関係のパワーバランスって感じの脳内になってきてるんだけど、最後の方にグッと来る章があった。
人の立場に立って考えるようにしているということだ。
これは自分が目下生活のテーマにしていたことで、何歳も年下のパーカーさんが同じことを語っていて嬉しいような恥ずかしいような気持ちになった。
年齢はどのくらい生きたかは教えてくれるけど、どう生きたかは教えてくれない。
まあしかし、人の立場に立って考えよう、っていうと簡単に聞こえるが
人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい
-イエス・キリスト-
己の欲せざるところ、他に施すことなかれ
-孔子-
こんな風に語るとやはり人気Youtuberというものは黄金律を理解・実践しているのだなという気になってくる。(実際文章の節々に漏れ出てます)
自分ももっとYoutubeを楽しむために、人の立場になって考える、簡単に聞こえるけど難しいことを実践していきたいと思いました。
本読めて良かったです。パーカーさんありがとうございました。
コロナのせいで(おかげで?)ひとりの時間が増えてきてる昨今ですので
是非お手にとって(もしくはKindleで)読んでみてください。