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金融教育に最適!名作ボードゲーム:アクワイア(ACQUIRE)

要約
60年以上前からあるボードゲーム:アクワイア(ACQUIRE)
アメリカ産のボードゲームのテーマはホテルのM&A(吸収合併)
シンプルなルールながらも高い戦略性と面白さが詰まっています。
ボードゲームを豊かな浪費として遊ぶ方には是非触ってもらいたい作品です。

初めまして!siro_masaruと申します。

私が普段から遊んでいる名作ボードゲーム:アクワイア(ACQUIRE)をご紹介します。



完全日本語版がようやく販売されるようになりましたので、是非、豊かな浪費の1つとして、選択肢となっていただけると嬉しいです。

「おすすめのボードゲームは?」と聞かれたら、私は真っ先にこれを勧めます。

こちらは公式の商品説明です↓↓↓


アクワイア(ACQUIRE)とは?

ホテルの吸収合併による不動産売買を利用してお金を稼ぐことをテーマにしたアメリカ産のボードゲームです。

プレイ人数は2~6人 対象年齢:12歳以上 プレイ時間:90分
その始まりは古く、60年前の1964年です。

昔からアメリカではM&A(吸収合併)が当たり前のようにゲームのテーマとしてあったことを考えると金融教育がいかに進んでいたかがわかります。

同じ盤面はほぼやってこない再現不可能性の高さ。
決断と偶然のバランス(つり合い)が洗練されているボードゲームです。

金融教育になぜ最適なのか?

では、アクワイア(ACQUIRE)のどこが金融教育として最適なのかを紹介していきましょう。

借金ができないゲーム

アクワイア(ACQUIRE)は手持ち資金でホテルの株券を購入します。
不動産投資では銀行に借金をして行うことが多いと思いますが、このゲームではできません。手元の$6,000からお金持ちを目指します。

さらに手持ちの資金が無くなった場合もローン(借金)はできません。
つまり、ホテルの吸収合併が起きなければ、投資したお金はいつまでも帰ってきません。

借金ができない以上、盤面上や他のプレイヤーの公開情報を基に銘柄の選定が重要だと教えてくれます。


最終的には、誰も損をしない不動産投資

アクワイア(ACQUIRE)の世界ではなんと!
ホテルの株価が下がることはありません。
ホテルの規模が大きくなれば株価が勝手に上がっていきます。
しかも、全て非課税、取引手数料なしです(笑)

吸収合併され、消滅したホテルの株は無価値になりますが、その前に資産を移動することができるので安心です。

ゲームが終了した際、どのプレイヤーも$6,000から大きく資産が増えています。($6,000の時点で大金ですが…。)

株式や不動産投資は長期で見ることが重要だと教えてくれます。


すぐにお金が増えない「待ち」の大切さ

アクワイア(ACQUIRE)でお金を増やすためにはホテルの株券を購入します。
そして、そのホテルが他のホテルに吸収されなければなりません。

ぜひ遊んでもらって体験してほしいのですが、ルール上、買った株はすぐに現金化できない「もどかしさ」があります。
ただ、必ず株価は上がりますので安心して楽しめるのがゲームが良いところです(笑)

初めは上手くいかない「もどかしさ」もありますが、何度も遊べば、その面白さや奥深さが理解できるボードゲームです。

現実であれば、株価は誰にもわからない。
ゲーム内では上がることがわかっているのに誰よりもお金持ちになるのは難しい。
いかに「悪手」を打たないことの大切さがわかります。

難しいと感じる場合は、ルールを変えたりアレンジして遊ぶことができるのもボードゲームの魅力です。


おわりに

写真はゲームで使うホテルマーカーですが、時代に応じて形状や色が変化しています。
流石は60年も歴史あるボードゲームです。

アクワイア(ACQUIRE)はじっくり考えるボードゲームの中ではシンプルなルールで小学生ぐらいの子でも遊べます。

家族での会話でいきなり株や不動産の話をするのは難しい。
お金(現金)以外の資産の形って何?
見通しが立たない中でのお金を増やすための戦略を考えていくことの難しさと面白さ等…。

知りたいこと、伝えたいことがいっぱいあると思います。

そして、このボードゲームの良いところは、直接的な教えや思想が無いことです。

キャッシュフロー(ロバート・キヨサキ氏と言えばわかる人はわかるかも。)や最近になって出始めた投資ゲーム等よりはもどかしく、不親切です。(決して批判したいわけではありません笑)


アクワイア(ACQUIRE)は隠れたファンが多く、慣れている人が必ず勝つわけでもない。非常に洗練されたボードゲームです。

このボードゲームであれば、いくら挑戦して、失敗しても痛くありません!
精々、購入費用の7000円程度と保存場所ぐらいです。
合わなければ、メルカリで売ってしまいましょう(笑)


古いゲームですが、古臭さを感じさせない金融ゲームを是非楽しんでみてください!もし、ボドゲ沼にハマろうとしている人なら、遊んでいて損のない作品です。

ボードゲームは現実の面白い部分をコンパクトにまとめたものです。
現実に活かせる部分も結構あります。
遊びの中で「気づき」が学べるのであれば、コスパもばっちりです!


是非、皆様のより良い人生の選択肢が増えますように!

見ていただきありがとうございました!

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