ボードゲームを作り始めた話
はじめに
はじめまして、トトノエルと申します。
今回はみなみん主催のアドベントカレンダー企画に参加させていただきました。
まずはこの場を借りて主催してくださったみなみんに厚く御礼申し上げます。
さて、このアドベントカレンダーのテーマは「2023はじめて」ですが皆様には今年初めて体験したこと、取り組んだことはありましたでしょうか?
私は今年からボードゲームの製作に取り組んでいました。
現在進行形で鋭意制作中なのですが、せっかくなので今回はこの話をさせていただければと思います。
何故ボードゲーム制作を始めたのか?
ことの発端はゲームに対して飽きを感じてしまったことに起因します。
普段はPCでゲームをしたり市販のボードゲームをする日々です。
特にボードゲームは大好きでお家にたくさんあるので、ボードゲーム会と称していろんなボードゲームをやったりしています。
こんな感じでけっこうボードゲームを楽しんでいるのですが、ある時こんなことを思い始めました。
『どんなゲームやっても昔みたいに感動や驚きを感じることが減ってしまった』と。
別に今のゲームが面白くなくなったとかではなく、自分の経験が増えたが故に感性が鈍ってしまったんじゃないかと。
大人はこうやってゲームからだんだん離れて行ってしまうのかなと感じた一方で、ただただ自身が享受する側ではダメなのではないかという考えに至ります。
そこで自分がゲームを作る側に回ってみたいと思い、ボードゲームの製作を始めることにしました。
ボードゲームの作り方
さてボードゲームを作るにはやることがたくさんあります。
大まかに分けると
アイデア出し
デモ版作成
テストプレイ
デザイン調整
発注
etc…
といった感じです。
アイデア出しはGoodnotesというアプリを使って行っています。
思いついたアイデアをメモし、どういうコンセプトのゲームを作るか考えます。
コンセプトに関して自分は以下の要素をもとに考えています。
ゲームシステムをコンセプトにする
ゲーム体験をコンセプトにする
前者はゲームのシステムからアイデアを出していきます。
例えば、ターン制やドラフト制(好きなものを各プレイヤーが選んでいくシステム)のゲームといった感じで、ゲームシステムをもとにアイデアを肉付けしていきます。
後者はゲームを通じてどのような体験をするのかという点からアイデアを出します。
例えば、スマートフォンを使うボードゲームというアイデアを出して、それをもとにどういうゲーム性を実現していくかを考えていきます。
こういった感じでアイデアをたくさん作っていき、その中からボードゲームとして実現可能なアイデアかどうかを評価し、実際のゲームとして遊べそうなものを選定してきます。
次はデモ版を作成し、テストプレイをしていきます。
今回は実際にカードを作成したりしています。
テストプレイをしてみるとバランスが悪かったり不要な要素、必要な要素が新たに見えてきます。
例えば相手に影響を与えるカードの枚数が多いと、影響を受けている側が大きなストレスを感じたりします。
また、そのようなカードが少ないと逆にゲームが単調になってしまい、遊んでいてもつまらないと感じてしまいます。
そうやって何度かゲームのパターンを変更してテストプレイを繰り返し、実際に遊んで楽しくなるゲームバランスを模索します。
そこまで終わるとゲームとしては大まかに完成します。
後はデザインを調整し、コンセプトに合ったデザインを作成していきます。
可愛い系なのか、かっこいい系なのか、メインとなる色はどうするかなどを考えてデザインの調整を行います。
大雑把に説明するとこんな感じでボードゲームを作成しています。
最後に
というわけで来年の秋冬発売予定のボードゲームを現在進行系で作成しております!
ちゃんと製品として出せるように頑張りたいと思いますので、ご興味ある方は続報をお待ちいただけると幸いです。
まだ引き続きアドベントカレンダー企画は続いていきますので、引き続き37minアドカレをお楽しみください!
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