ガチ体験談:水虫罹患からの平癒
大前提として、行ける方は医療機関に行くことをお勧めします。
こちらは単なる民間療法ですので責任も取れないし保証もありません。
医療行為を勧めるものでも無いし、薬品等も扱いません。
と前置きしたところで。
いろんな経緯で出向して出向先の会社の寮に住むことになった俺だったが
大崎の駅から徒歩10分くらい、戸越銀座近くにあったその社員寮だがうるさいし狭いし古いetcと7拍子くらい揃ったなんとも昭和初期感満載の古いビルだった。
部屋の形は畳4枚を並べた縦長四畳と玄関半畳みたいな四畳半で、東京というところは部屋が狭いと聞いてはいたがこれほどまでとはと感心するような異形の居室だった。備え付けの家具はゼロ。
ここに楽器とCDプレーヤーと布団と少量の衣類を持ち込み生活するわけだが当時はノートパソコンなんか高くて買えるものでもなくましてやデスクトップなんぞ買っても置く場所も無いしもちろんスマホもない、本を読むかCDを聞くか寝るかの選択肢しかない、今なら気が狂いそうなほぼ座敷牢であった。
ビルは5Fまであり、トイレは共同で各階に1つ。
1Fは共同の居間、1人しか立てない激狭キッチン、管理人室と共同の風呂。
色々なものを犠牲にした狭小集合住宅の体だったが切り詰めた分をブチこんんだのか風呂は何故かそこそこの広さが、ありしばしば先輩と一緒に入っていた。
それがトラップ。
いま思えば銭湯に行くべきであったが時すでにお寿司。
寮に住み始めて二ヶ月くらいした頃「なんか右足がネバネバするな」と思いだしてからはもうあっという間、あれよあれよと悪化していってもうジュクジュクだし割れるし痒いし、にわかに信じられなかったがどうやら水虫をもらってしまったようだった。
絶対にあの風呂場だ、共同浴場で水虫をもらうのは聞いたことがある。
見た目からして清潔な人ばかりではないあの寮のことだ、水虫持ちも居るのは疑いようもない。
いま調べてみても絶望的なことが書いてあるし…
それ、早く言ってよ…
こうしてもらってしまった水虫、最初は薬局の塗り薬等で騙し騙し鎮静化させてはお茶を濁してなんとか1,2年はやり過ごしていた。若さも手伝い、多分抵抗力がまあまああったので悪化しづらかったのだろう。
後に会社を辞め上京して不潔な部屋で1人暮らしを始めてから、突如悪化して歩くのも困難になった時期がある。
この時期、ピーガリガリというダイヤルアップのインターネットに齧り付いて探した情報により奇跡的にほぼ完治したので知見を記しておこうと思う。
■手順1:まず捨てれる靴・スリッパ等を捨てる
これは心を鬼にしてやらねばならないステップで、非常に辛いが怠ってしまうと「残った菌が間違いなく足につき増殖する」と思う。知らんけど。
いまならいい消毒ができるんだろう、オキシクリーンとか紫外線とかで。
■手順2:3,4時間動かなくていい状況を作る
水虫は大変にしつこい。治ったと思っても爪に残っていたり皮膚の奥底から這い上がって増殖してみたりする。薬剤を散布するにもとにかくじっくり時間をかけねばなるまい。家族の用事も宅急便もAmazon宅配も全部済ましてからの夜中がいいのかもしれない。
■手順3:患部に殺菌作用のあるものを浸透させる
予め用意しておいた木酢液をビニール袋に入れ(先に言えよ)ぬるま湯で2〜3倍に薄め、その中に患部である足を入れビニール袋を足ごと軽く縛る。
そのまま数時間放置!
数時間たったら足を引き上げしっかりと洗う。
■手順4:殺菌パックを患部に貼って、寝る
パックといっても難しいことはなく、緑茶の出涸らしを布で薄い布で巻いたものや不織布に浸透させた木酢液を患部に密着させ、取れないようにテープ等で固定して寝る。(緑茶の手法はちびマル子ちゃん単行本で読んだような気がする、が定かではない)ラップ巻いてもいいかも。
手軽ではあるが非常に効果があり、早ければ当日や1,2日後にサッパリ具合を実感できるだろう。
いまなら在宅勤務が比較的多いだろうから、在宅中にずーっと足を木酢液に浸しておくとか超有効だと思う。俺はウエットティッシュを少し乾かしてから木酢液を浸透させ足に巻いていた。
こうして数年にわたり若者のシリウス青年を悩ませた水虫はわずか2週間ほどで治ってしまった。(でも治療は1、2ヶ月続けたほうがいいみたい)
という感じで昔は結構苦労したものだが、今はこんないいものがセットになって売ってるんだね…
まあ木酢液自体はホームセンターとかで200-300円で買えるので激安で対策したい方はお試しくだせえ。
へば。
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