お互いの世界観を尊重しあうと、世界はもっと広がると思う。
お風呂の中に持ち込んだ文庫本。
ぱらっとめくったページが、ここだった。
今までに何度もこの本を読み返しているけれど、
不思議にこのページにはドッグイヤーはついていなかった。
今の、私の、心にしみた文章だ。
いろいろな価値観が存在するなかで生きていて
あの人の「当たり前」が、私の「当たり前」ではないということ
そんな場面に今まで何度も遭遇してきた。
もっといえば、会社の後輩に面と向かって
「みゆきさんって、変わってますよね」
って言われたことがあるけれど、それはまさに「自分目線」だ。
(こんな風に言われたことはこの時が最初で最後でした。←後輩に変わっている、って言われる私の立場っていったい……苦笑)
それぞれの価値観、世界観。
これらが限りなく重なり合い、今の世の中を作っているんだろうな。
お風呂の中でこのページを開いて読んだ時よりも、
文章を記している今、
言葉の重みを改めて感じた。
なんか、うまく言えないけれど、
お互いの価値観を否定せず
お互い受け止めて、受け入れることができたら……
人の話や意見を頭から否定することなく、
一度は聞いてみよう。
そういう考え方もあるのか!というヒントに繋がるかもしれない。
自分では思いつかなかった答えに辿り着くかもしれない。
とにかく、
自分だけで考えて行動するのも大事だけれど、
行き詰った時や迷った時、素直に回りの声を聞くということが
突破口になるのかもしれない。
今まで他の人にうまく頼れなかった私だけれど、
きっと、この文章が書いてあるページを引いたということは
そういう事なのだろうな、と思う。
今よりももっと高い場所へ行きたいなら、
もっと柔軟になれ、もっと世界を広げろ、もっと、もっと……
「今」の行動が現在地なのだから、
飛びたければ考え方や行動を変えないといけない、のかもしれない。
そんなふうに受け取りましたが、このnoteを読んでくださっているあなたは、どのように受け止めましたか?
あなたのココロと対話してみてくださいね。
冒頭の写真は今年の連休、いい天気の日に撮った葉っぱ半透明。
透け感のあるはっぱの写真が、好きです。