【#17】月刊8bitStation10月号「 #UE5 で始めるゲーム制作」
おはビットー!
どうも、しらたきです。
本日は10/32ということで、10月号の特集は「アンリアルエンジン5」を使ったゲーム制作について。
アンリアルエンジンとはエピック社が提供するゲームエンジン(ゲームが作れるもの)です。
元々はUE4として提供されていましたが、5にパワーアップ。
今後、ウィッチャーリメイクがUE5製になるなど大作が続々UE5で作られると思われます。
さて、そんなすごいUE5ですが、実は無料で使用できます。
それなりにつよつよPCとストレージ(容量)が必要ですが、それさえあれば1個人でも使えるのです。
そんなわけでしらたきも、それなりのつよつよPCにUE5をDL!
起動!
起動するとこんな感じ。
操作できるCHARACTERまで最初から入っています。
青い箱にCHARACTERが触れると動いたり、段差を作ったりもできます。
さらに各オブジェクトの位置を好きに移動できます。
そんなUE5ですが、1本ミニゲームを作ってみることにしました。
ミニゲームの要件は以下
・ゲームスタートからゴールまでがある
・ゲームオーバーがある
・CHARACTERを動かすアクションゲーム
とりあえずジオメトリからオブジェクトを配置してステージを作っていきます。作る前に簡単なステージ設計図を作っておいた方がよいですね。やりたいこと(ステージの仕掛け)をどこに入れるのかも重要になってきます。
ペタペタペタペタ……
よしなんかできた。
見栄えはおいておくとして、いろいろ配置したりテクスチャをペタペタしたりしてみました。落ちたらゲームオーバーなタイプのゲームにしようと道を作っていきます。
さて、UE5(とUE4)にはブループリントというものがあります。
ゲームというのはプログラムの集合体。プログラミングが必要。
それをブループリントという機能でコードを書かずに処理を行ってくれる機能になります。
以下のような感じでノードという線をつなげていくと処理ができる優れもの。これでゲームが作れます。
触れたらCHARACTERが消えたり、ゲームオーバーになったり、物が動いたり…そんな仕掛けをブループリントに追加していきます。
詳細な作り方については、いろいろと情報がまとめてあるのでやりたいことについてググると出てくるかも!
まずは上の機能をある程度できる範囲で入れてみるだけでもゲームとして成り立つのではないでしょうか。
一通り道を作って、これじゃないな…と思ってきました。
そして決断。
作り直そう。
無料で使えるアセットを使って作り直しました。
いい感じのマグマやダンジョンがあったのでそれを配置して道を作ります。
ブループリントを使って動く床、触れると即死する仕掛けを作ります。
乗ると動くようになる仕掛けも作成!
マリオ的なゲームになったかと。
ゴールにある宝箱に触れるとステージクリア!
STARTからGOALまでの一連の流れができましたね。
最後はタイムリミットの仕掛けを作ります。
これでより緊張感のあるアクションゲームに仕上がったのではないでしょうか。
というわけでアセットとブループリントだけでアクションゲームを作ることができました。SDKをDLすれば他のWindowsPCでも遊ぶことができるようパッケージ化もできます。
ゲームを遊ぶ面白さ、ゲームを作る面白さ
それぞれ違った面白さがあって、良いですね。
これで終わりにせずに2本目、3本目のゲームつくりに挑戦してみようと思います。
それでは11月号もお楽しみください!