負けた?だから何?
これはゲームがうまい人から聞いた言葉だ。
ある日僕はいつもと同じようにゲームをしていた。
そこで、ある人と出会ったBさんとでもしておこう。
そのBさんは声の低さからして高校生からいだと思う。
そのBさんはこんな中1のキッズとアリーナに行ってくれたのだ。
最初降りた場所は敵がたくさん居た。
いわゆる激戦区だ。
降りてから10秒くらいでBさんは死んだ。
武器がなかったのだ。
武器が無くて探しているところを倒されたそうだ。
でも俺は武器を持っていた。
普通は助けに行くのだが、今日は違った。
足音がするのだ。
敵3~4人が近くにいることが予想できた。
だから僕は隠れて助けにいくチャンスを見計らった。
だが、敵が建物から出ていく様子はなかった。
なぜ出ていかないのか予想はついていた。
この建物で敵が戦っていて、それが終わり、回復していたのだ。
今の僕ならここで出て戦っていただろう。
回復しているところは隙があるからだ。
しかし、僕はこの時動けなかった。
怖かったからだ。
せっかくうまいBさんとできるのに、ここで死んだら失望されて、ほかのパーティーにいってしまうのではないのだろうか。
そんなことが僕の頭をよぎった。
不安は的中武器をチェンジする音で場所がばれたのだ。
1発あてたが、得意な武器ではなかったのと2~3人いたことで見事に秒殺。
ここで僕はBさんに謝った。
しかしここでこんな言葉に出会った。
「負けた?だから何?次で取り返せばいいじゃん」
ゲームでこんな言葉に出会うのは初めてだ。
僕はただただ驚きを隠すしかなかった。
次の試合。
幸い僕たちの降りたところに敵はこなかった。
資材がたくさんあったし、ワールドの隅っこだったけど、安置だったため、ゆっくりやぐらを立てて少しずつ広げて6マス分にした。
そのまま時間がすぎ残り30人くらいのところで、安置が外れた。
真反対だった。
だが資材はあったためガードしながら先へ進んだ。
しかし、のこり10人くらいで悲劇が起こる。
先に進みすぎて敵からヘイトをかったのだ。
当時、安置に着いてほっとしていたため隙があったのだ。
ここでほぼ全員の敵から体力が少ない奴だと思われまたヘイトをかった。
ここで僕のチームは負けた。
しかしBさんはいい試合だったといってくれた。
順位ポイントで60ポイント増えていたからだ。
ぼくがこの試合を忘れることはないだろう。