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「奴隷」だった私。

今思うと、私は本当に
「いい子」だったと思う。

聞いた事を口外しない。
何かが起きた時は
自分は何か悪い事をしたか?
失礼になる事をしたか?
まずは、自分のした事
自分の発した言葉を考え
原因を探した。

何か頼まれると
頼まれたミッションを
きちんと完璧にこなす
努力をした。そして
時間が許す限り
頼まれたこと以上の
仕上がりになる様に
努力した。

ですが、人はすぐ慣れる
完璧にやる人を
完璧にやって当たり前
という認識に変わり
少しミスをすると
不満を感じる様な発言
態度さえ、取る。

そう、人の努力を
やって当たり前と言う
認識に変えてしまう。

真面目に生きる事
真面目に努力する事が
自分自身を追い詰めた。

人間の脳って不思議。
感謝するのは、新鮮な
最初だけ、ほんの一瞬の
気持ちなのかも。

だから、今の私
両親にとって、姉にとって
最悪な、しっぽな
なのです。

いい子じゃ、なくなった。
言う事を聞かなくなった。
断るようになった。
便利じゃなくなった。
使えなくなった。
避けるようになった。

なぜ、なぜ、なぜ?

案外、便利に使える
奴隷を失った人たちは
パニック混乱状態
なのかもしれない。


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