雄大な自然を感じられる文学館
私の1番好きな場所はとある山奥にある美術館。
そこは街中から離れていて、あまりメジャーではない所。
そのため空いてることが多いです。
その場所は草野心平記念館です。
草野心平。
皆さんは何者かご存知ですか?
彼は詩人で、文化勲章受章者であり福島県いわき市の名誉市民でもあるそうです。
そんな彼の詩はとてもユニークで、詩の概念を覆されるようなものばかりです。
そんな草野心平の詩がこの文学館の中に溢れかえり、中には自身が経営した居酒屋「火の車」が一角にあったり、蛙や虫たちの声、水のせせらぎなどが照明と合わさって変化していく様は草野心平の自然を愛した心を受け取っていると共に大自然の中に横たわっているような気分になります。
私が小学二年生頃、生涯学習の一環でクラスメイトとバスで連れられてきました。
山の中腹に建っているのでだんだん急になる坂道や雑木林の景色にワクワクしながら目的地に到着。
バスを降り館内に入ると、向かい側一帯がガラスになっており、太陽の光が惜しみもなく入ってきていてキラキラと光っている中、ぽつんとグランドピアノが中心に置かれているのを見て、その景色がずっと頭の中にこびりついて離れません。
それ以降2~3回訪れているのですが、あの時と変わらず雄大な自然と青空がそこに佇んでいます。
頻繁に通いたいんですが、遠すぎてなかなか行く事は叶いませんが、今でも愛してやまない風景のひとつです。
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