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ロッカーたる者肥えるにあらず

新年明けましておめでとうございます。

年も改まり、今年はやるぞと意気込んでいることが結構たくさん。
断捨離に脳トレ、語学や資格取得の勉強、そして継続的に「モノを書く」!。
これらを頑張っていこうと目論んでいる。そして実は年が変わる前から、すでに少しずつ始めているのが定期的な運動と食べ過ぎの抑制。そういわゆるダイエット。

30年勤めた職を辞めたのを機に、ダイエットを、実に人生何度目か?もう忘れたくらいのダイエットを、始めだした。

なぜか。 

そもそも事務職でトイレとコピーを取りに行く以外はほとんどデスクから動かない生活だった私が、無職になったのだ。家に居るのだ。
動くことを意識しなければ根が生えてしまう。ホントに。
誰にも用事を言いつけられることのない毎日は、将来寝たきりになる危険性をも伴っているのだ。

そしてもうひとつ。
モノを書いて世に出したいと企んでいる者としては外せない理由がある。
『文化的な人間は総じて痩せ型が多い』からだ。

色々な文化的・表現的活動をされている人々は、皆生き方自体がスタイリッシュだからなのか、中肉中背かやや細身な人が多い気がする。私みたいなぽっちゃりさんはあまり思いあたらない。ナンシー関さんぐらい。
やっぱり何かを発信するからには自分自身を格好良くしていないと説得力がないからだろうか。
お笑い芸人さんには太めな方がちらほらいらっしゃる。これはその見た目こそがファニーな味付けとなるからに違いない。
モノ書き、デザイナー、芸術家、ミュージシャン等々、すらりとした体型の人が多いのはなぜなのか。


ところで世の中で一番太っちゃダメな職業はロッカーだと思う。
ギターかき鳴らしてジャンプした時、Tシャツから腹の肉がはみ出してはいただけない。あくまで革製のピッチピチパンツが似合ってこそのロッカー。頭禿げてても前歯に隙間があっても目尻がしわしわでも全然いい、でも肥えてはいけない。ハングリーなんだろ?

私の好きなロッカー達はみんな細い。摂生を、してるんだろう。ちゃんと。何かで表舞台に立ってる人は、誰しもそれなりの努力をしている。
別にそんな風になれるとも思ってないが、半世紀も生きてきて、小太りだって分かってるのに、揶揄されて悔しい思いもしてるのに、ずーっと太いままってそれもどうよ、と一念発起。
今のところ、とても緩やかではあるが段々と成果が現れ始めている。運動も面倒臭さが消えて、やらないと逆に気持ち悪いようになってきた。身体壊さない程度に、健やかに痩せていきたいと考えているが、さてどうなることやら。

あ、急に思い出したわ、サンボマスターがいたな。

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Sion
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