【ディスクレビュー】Perfume『ポリゴンウェイヴ-EP』
メジャーデビュー16周年を迎え、自身初となるEP盤をリリース。本作は、表題曲『ポリゴンウェイヴ』の示唆する、近未来的でアンニュイな日常感を主軸に構築されている。オリジナル、Original Mix、Remix、Instrumentalの計4パターンを味わえる表題曲に加え、新譜3曲を収めた全7曲のEPだ。未来的日常を入り口に、途方もない空中浮遊を続けるような感覚と遭遇し、無限の時間軸にまで誘われそうになる。「ハジマル」というフレーズが3人のウィスパーボイスでリフレインされ、終始極上の浮遊感に包まれ抜け出せなくなる『∞ループ』から、忙しないギターのカッティングとシンセサウンドの共存を楽しめる『アンドロイド&』へ繋ぐリレーは、怠惰とは相容れない"創造性"を演出。
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