美味しいトマトを育てる秘訣
いま、野菜なども値上がりし、家庭菜園をされる方も増えているようです。
トマト栽培をされる方のために、チョッとだけ豆知識を。
都市部から郊外をドライブし、ふと畑に目をやったとき、
畑の一部にビニールハウスの屋根だけがあるのを見たことは
ありませんか。
ほんの1坪あるかないかの広さです。
じつは、あの屋根の下で「トマト」が栽培されているんです。
トマトは中南米が原産のため、雨を嫌うといいますか、カンカン照りのほうが適しているんです。
日本には梅雨があり、中南米よりも雨が多すぎてトマトには不向きな気候です。
トマトの実に雨が当たると割れてしまったりします。
実際、カンカン照りが続いた後のほうがトマトも甘いです。
これは、同じ中南米原産のジャガイモにも言えます。
しかし、ジャガイモは面積が広すぎて、ビニールの屋根が作りきれていないのが実状です。
日本では梅雨のない北海道のジャガイモが有名です。
ジャガイモも雨が多い年は、土の中で腐りやすいです。
また、トウモロコシも中南米原産です。
これらの野菜は、できるだけ雨に当たらないようにして太陽光を十分に当てましょう。
さらに言うならば、昼間はカンカン照りで夜は寒いくらいの高原野菜の産地のような場所が適しています。
北海道も本州よりも適しています。
アンデス山脈のような気候のところが理想の場所です。
余談ですが
フランスのルイ16世といえば、フランス革命で
王妃マリー・アントワネットと共に処刑されたとされていますが
ヨーロッパに初めてジャガイモを持ち込んで普及させたことは
あまり知られてはいませんよね。
また、ドイツの主婦はジャガイモのフルコースを作ることができなければならないそうです。