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傷口を撫でる言葉が浮かばずに新玉ねぎを丸ごと煮込む 海になるシーンはカットされていてきみの中から雪は見えない 記憶では冬の歌だけ口ずさむ彼女の息は白くなかった 飴ほしい・見て海王星・寒いかも 帰り支度に時間をかけて 偶然をうんと懐かせ必然と言い聞かせつつ恋を続ける