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創作生活論「第0回:自分は何がしたいのか?」part4

part3のワンポイントを「夢を見ながら、地に足をつける」にしたのは、夢が遠い未来の現実であり、そこに向かって突き進むよう努力しないと、目標達成は難しいですよ、と言う意味を込めていました。

あのままだと分かり難いかも、と思ったのでpart4で補足します。さすがにここから読む人もいないでしょうから。

ではpart3の続きから話をします。前回、サラリーマンの平均年収が4,400,000円(2018年)で専業作家のBくんの年収が年に4回、発行部数が10,000部の本を出せたとして、その年収は2,400,000円という仮定を出したと思います。

今度はBくんを兼業作家にして、かつ、サラリーマンの平均年収が満額、半額貰えてたい場合の数字を出してみましょう。

①サラリーマンの平均年収+作家の年収:6,800,000円

②サラリーマンの平均年収(半分)+作家の年収:4,600,000円

サラリーマンをしながら副業として作家ができるケースはもしかしたらレアなのかもしれませんが、サラリーマンの平均年収の半分であっても、平均年収を超える年収が得られそうです。

もちろん実際は印税率も違うでしょうし、サラリーマンの年収だってかなり振れ幅があります。

しかし想定は可能だと考えていますし、創作生活論のポイントはそこにあります。

今までの記事を読んだ方は、私が作家は止めたほうがいい、と主張していると思ったかもしれません。でも私は単に想定の年収額を出しただけです。

作家希望の方に私が言いた事は、『色々なリスクを知ったうえで、それを目的に応じて回避する行動を今から取った方がいいと思いますよ』です。

新型コロナウイルスによる影響がないとして

基本的に新卒はどこへでも行けますし、どこでも雇ってもらえる可能性が高いです。例え学校で違う分野のことを学んでいたとしても、会社の将来を担う人材、って事で未経験でも採用されるんです!

ダー〇神殿で初級の職業に限定されますが、だいたい何でもなれます(ただし特殊な職業:医者、ミュージシャンなどは除く)

でも、その状況は若いうちだけ。10代後半・20代前半<<20代後半<<<<<<<<<<<30代前半<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<30代後半と、年齢が上がるにつれてなれる職業の幅は狭まり、他業種に行くためには多くのエネルギーが必要になります(ただし特殊な職業は除く)

私も20代の頃はプロ作家になることを目標にしていたため、ほとんど自身の技術的なスキルを上げませんでした。その結果、現在、仕事の幅を大きく狭められています。30代だとね、未経験はNGの場合が多いんです💦

だから最初の職業選びはマジで重要です!! プロ作家は特殊な職業になると思いますが人気職なのでライバルは多い。でも文字を武器にして戦う職業ならば、けっこう選べるのではないかと考えています。

最初の職業で人生の5割は決まる。

でも熱意があれば5割の力で人生は、年齢なんて関係なく切り開けていけます。

要は本人次第。でも賢く生きた方が苦労を抑えることはできるはずです。

『自分は何がしたいのか?』

この軸は私たちにとって最強の聖剣です。これさえあればどんな苦難も一刀両断……まではいかなくても、大部分の問題を解決してくれると思います。

私はよく親に作家を目指しているというと、金になるのか、なっているのかと聞かれます。でもその度に作家になりたい理由が金ではないこと、生活するための費用はサラリーマンとして稼ぐと伝えています。

皆さんは何がしたいですか?


うんうん、どんな答えでも大丈夫ですよ。

周りから色々と言われることはあるかもしれませんが、心の中でやる、と決めた事であれば自由にやっていいと思います。

ただし夢・目標の達成率を上げたいのならば、色々と現実を調べて知り、知恵を絞る必要があると思います。

第0回は皆さまへの問いかけで締めさせて頂きますね。ここまで読んで下さりありがとうございました。