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ありがとうが繋ぐ幸せの循環

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingo(しんしん)です。
まずはこの記事を読んでくださって「ありがとうございます」いつもたくさんの人に読んでいただけて嬉しいです。
人は一人では生きられません。毎日の生活の中で、多くの人と関わり、助け合いながら暮らしています。この中で、「ありがとう」という言葉はただのお礼ではなく、人と人をつなぐ大切な力を持っています。「ありがとう」は、誰かの心を温めるだけでなく、自分の気持ちを明るくする不思議な力を持っています。今回の記事では、「ありがとう」がどのようにして幸せを広げていくのかを、わかりやすくお話しします。

「ありがとう」の持つ不思議な力

「ありがとう」と言うと、言われた人はもちろん、言った自分も気持ちがよくなります。これは、「感謝すると自分も幸せになる」という心理学の考え方と同じです。感謝の気持ちは、他人だけでなく自分自身にも良い影響を与えます。

例えば、誰かが手伝ってくれたときに「ありがとう」と伝えると、その人は「役に立ててよかった」と感じます。同時に、感謝を伝えた自分も「相手にちゃんと気持ちを伝えられた」と安心します。こんなふうに、「ありがとう」は人と人の心を結びつけ、いい気分を広げていく力があります。

また、感謝の気持ちはその場だけで終わるものではありません。「ありがとう」と言われた人が、さらに他の人に感謝の気持ちを伝えることで、幸せの連鎖が生まれます。感謝は小さなきっかけから広がる、素晴らしい力を持っているのです。例えば、学校や部活動での小さな「ありがとう」が、グループ全体の雰囲気を良くするきっかけになることもあります。

感謝は人をつなげる

「ありがとう」という言葉には、まわりの人とつながる力があります。私たちは、学校や家、地域などでたくさんの人と関わりながら生活しています。感謝の言葉を使うことで、「助けてもらえてうれしい」「役に立ててうれしい」という気持ちが生まれ、もっと仲良くなれます。

例えば、友達にノートを貸してもらったら「ありがとう」と伝える。それをきっかけに、その友達との関係がもっとよくなるかもしれません。「ありがとう」は、小さな言葉だけれど、人とのつながりを深める大きなきっかけになります。

さらに、感謝の言葉は家族や先生との関係にも良い影響を与えます。たとえば、家族がご飯を作ってくれたときや、先生が分かりやすく教えてくれたときに「ありがとう」と伝えることで、相手も自分も温かい気持ちになります。感謝はどんな関係でも役立つ、万能の言葉なのです。

また、感謝の言葉は直接言わなくても手紙やメモ、ちょっとした行動で伝えることもできます。友達や家族へのメッセージを書いて渡すことで、「ありがとう」の気持ちを深く伝えることができます。こうした行動は、普段のコミュニケーションをさらに豊かにする力を持っています。

感謝は自分を変える

感謝は、自分の気持ちにもいい影響を与えます。毎日の生活の中で、「あれも嫌だ、これも嫌だ」と考えることは誰にでもあります。でも、「ありがとう」と思えることに目を向けると、気持ちが少し楽になります。

たとえば、家族が作ってくれたご飯を食べるときに、「作ってくれてありがとう」と心の中で思うだけでも、普段の何気ない時間が特別に感じられるようになります。感謝の気持ちは、自分の心を明るくする魔法のようなものです。

また、感謝を口にすることで、自分の周りにある「当たり前」を見直すきっかけにもなります。普段気づかない小さな出来事にも目を向けることで、「自分は多くの人に支えられているんだ」と感じられるようになります。これにより、日常の中にある喜びや幸せを見つけやすくなるのです。

さらに、感謝を感じることはストレスを減らす効果もあります。忙しい日々の中で感謝の気持ちを持つことで、心が落ち着き、前向きな気持ちで物事に取り組めるようになります。例えば、勉強や部活動でつらいと感じたときにも、感謝できることを思い出すことで新しい力が湧いてくるでしょう。

幸せの循環を作るには

感謝の気持ちを広げるために、こんなことを心がけてみましょう。

1. 小さなことにも「ありがとう」を言う

例えば、友達が消しゴムを貸してくれたら「ありがとう」と伝えましょう。それだけでお互いにいい気分になれます。

2. もらった感謝を次の人に伝える

誰かに「ありがとう」と言われたら、今度は自分が別の誰かに「ありがとう」を伝えてみましょう。感謝の輪が広がります。

3. 「ありがとう」を口にする習慣を作る

毎日少しずつ意識して「ありがとう」と言うようにしてみましょう。だんだんと自然に言えるようになります。

4. 感謝を具体的に伝える

「ありがとう」だけでなく、「○○してくれてありがとう」と具体的に伝えると、相手はもっと喜んでくれます。たとえば、「ノートを貸してくれてありがとう」と言えば、相手に自分の感謝がしっかり伝わります。

5. 感謝の日記をつける

毎日「ありがとう」と感じたことを日記に書き留めてみましょう。自分がどれだけ感謝できる出来事に囲まれているか、実感できるはずです。

6. 感謝を行動に移す

たとえば、感謝の気持ちを伝えるために小さな贈り物をしたり、手伝いを申し出たりすることで、感謝が具体的な形となり、さらに深いつながりを作ることができます。

7. 感謝の時間を作る

家族や友達と一緒に感謝の気持ちを話し合う時間を作ることで、感謝が自然と生活の一部になります。

まとめ

「ありがとう」という言葉は、私たちの生活を明るくし、人とのつながりを強くしてくれる特別な力を持っています。この言葉をもっと使うことで、あなたの周りにも幸せがどんどん広がっていくでしょう。感謝の気持ちを大切にして、毎日をより楽しく、明るいものにしていきましょう。そして、「ありがとう」を言うたびに、自分自身も他の人も、少しずつ幸せを増やしていけるのです。ぜひ今日から意識して「ありがとう」を言ってみてください。
しんしん心理研究所では日々皆さんのメンタルヘルスに役立つ情報を発信していますので、読んで頂けると嬉しいです。


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