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SOSの出し方7選

こんにちは。しんしん心理研究所の心理師Shingo(しんしん)です。皆さんは、学校や家で「つらい」「苦しい」と感じることがありませんか? 勉強がうまくいかなかったり、友達との関係に悩んだり、家で居場所がないと感じたりすることもあるでしょう。そんなとき、一人で抱え込んでしまうと、心の中がどんどん苦しくなってしまいます。でも、誰かに「SOS」を出すことで、気持ちが軽くなり、助けてもらえる道が見つかることがあります。

今回の記事では、助けが必要なときに使える「SOSの出し方」を7つ紹介します。どれも難しいことではありません。自分に合った方法を少しずつ試してみましょう。あなたが一人で悩まなくていいように、サポートしてくれる人は必ずいます。

1. 家族や親しい人に話す

一番近くにいる家族や、信頼できる友達に「つらい気持ち」を話してみましょう。大事なのは、無理に全部話そうとしないことです。「最近勉強がうまくいかないんだ」「なんだか気持ちが重いんだ」と、少しだけでも自分の気持ちを言葉にすることが大切です。

話すことで、周りの人が「気づいて」助けてくれることがあります。「それは大変だね」「どうすれば良くなるか一緒に考えよう」と言ってもらえると、心が軽くなりますよね。身近な人に話すのは少し勇気がいるかもしれませんが、あなたのことを大切に思っている人ほど、力になってくれるはずです。

また、家族や友達と話す時間を増やすことで、自然と悩みや気持ちが出てくることもあります。一緒にご飯を食べたり、散歩したりする時間も大切にしてみてくださいね。

2. 手紙やメモを書いてみる

面と向かって話すのが苦手なら、手紙やメモに書いて気持ちを伝えてみましょう。「話すのは恥ずかしい…」という人でも、文字にすることで自分の気持ちを少しずつ整理できます。

例えば、「最近つらいことがあって、話を聞いてほしいです」と書いて渡すだけでも大丈夫です。相手に気持ちが伝わることで、少し心が軽くなるはずです。

また、書いた手紙やメモは自分だけで保管しても構いません。書くことそのものが、悩みや不安を減らす効果があります。「どうしたらいいか分からない」「少しでも分かってほしい」と感じたら、書くことから始めてみましょう。

3. 日記に気持ちを書く

日記は、自分の気持ちや考えを誰にも見せずに書ける場所です。「今日は何がつらかったのか」「どんなことが嫌だったのか」を書き出してみましょう。最初は短くても構いません。

日記を書くと、自分の気持ちを客観的に見ることができます。例えば、「今日は友達に冷たくされてつらかったけど、話しかけてくれた別の友達がいて少し安心した」と気づけることもあります。

毎日続けると、少しずつ自分の変化が見えてきます。日記を読み返して、「意外と自分は頑張っている」と思える瞬間も出てくるでしょう。気持ちを文字にすることは、心の整理にもつながります。

4. 先生や学校のカウンセラーに相談する

学校には、あなたをサポートしてくれる大人がたくさんいます。担任の先生や保健室の先生、学校のカウンセラーなど、気軽に話せる人を見つけてみましょう。

「友達関係で悩んでいる」「勉強がうまくいかない」「家のことで困っている」など、どんな悩みでも構いません。先生やカウンセラーは、あなたの話をしっかり聞いて、解決のために一緒に考えてくれます。

学校のカウンセラーは、話をするだけでも心が軽くなる場所です。相談するのが恥ずかしいときは、手紙やメモで伝えてもいいでしょう。一歩踏み出すことで、助けの手が必ず差し伸べられます。

5. SNSや電話相談を使う

「家族や友達には話しにくい」「直接言うのは苦手」というときは、SNSや電話相談を使ってみましょう。今は、無料で相談にのってくれる窓口がたくさんあります。

SNSなら、チャットで気軽に気持ちを伝えられます。名前を出さずに相談できる場所もあるので、安心して話すことができます。「こういうことを相談していいのかな…?」と思うことでも、遠慮せずに打ち明けてみてください。

電話相談も、専門の人があなたの悩みをしっかり聞いてくれます。話すことで、少しずつ心のモヤモヤが晴れるかもしれません。

6. 気持ちを絵や音楽で表現する

言葉にしづらい気持ちは、絵や音楽、歌、ダンスなどで表現してみましょう。絵を描いたり、楽器を弾いたり、歌を歌ったりすることで、気持ちが少し楽になります。

例えば、モヤモヤする気持ちを紙に描いたり、好きな音楽を聴いてリラックスしたりするのも良い方法です。表現することで、自分が今どんな気持ちなのかに気づくことができます。

自分だけの時間を作って、絵や音楽に集中するのも心のリフレッシュになりますよ。

7. 信頼できる大人に話す

家族や先生以外にも、信頼できる大人に話すことも大切です。例えば、習い事の先生や親戚の人、近所のお世話になっている人などでもいいでしょう。

「今、ちょっと悩んでいるんです」と話すことで、力になってくれる人がいるかもしれません。普段の会話から少しずつ話してみてくださいね。

まとめ

「SOSを出す」ことは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、つらいときに助けを求めることは、とても勇気のある行動です。誰かに話すことで、必ず気持ちが軽くなり、解決への道が開けます。

あなたは一人ではありません。家族や友達、先生、信頼できる大人、相談窓口など、あなたを支えてくれる人は必ずいます。無理せず、自分の気持ちを大切にしてくださいね。
しんしん心理研究所ではどなたでも、いつでも相談して頂くことができます。いつでも気軽に相談してください。

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