AIで値引き率や値引きのタイミングを適切に算出「sinops-CLOUD AI値引」
4月28日に発売した「sinops-CLOUD」シリーズの新サービス「sinops-CLOUD AI値引」をご紹介します。お惣菜など賞味期限が短い商品の値引き業務は担当者の勘と経験に頼っている方も多いと思います。sinops-CLOUD AI値引きは、商品に応じた値引き率や値引きのタイミングを適切に算出可能です。
お惣菜は他カテゴリに比べロス率が高い
スーパーマーケットの商品の中でもお惣菜は消費期限が短く、経験のある売り場担当者でも商品管理が難しいと言われています。作りすぎると売れ残り、「食品ロス」になってしまいますが、食品ロスを防ごうと生産数を減らすと売り場の品揃えが悪くなり、お客さまの要望に応えられないといった「機会ロス」につながります。
「統計・データでみるスーパーマーケット」の統計によると、惣菜は成果や水産、畜産といった他のカテゴリに比べロス率が高い傾向にあります。一般食品の一般平均は1.6%、青果は3.5%、水産は8.1%に対し、惣菜は10.1%にも上ります。惣菜の商品管理の難しさが垣間見えます。
全店一律の値引きルール
皆さんはお惣菜の値引きの運用をどのようにされていますか?
というお話をよく聞きます。しかし「店舗ごとに売れ方が違うのに同じ運用ルールで良いのか?」「手順やノウハウ属人化しすぎている」と悩まれている方も多いようです。
AIの活用で売上・利益・ロスを改善
惣菜コーナーの食品ロス削減と属人化解消を実現できるのが「sinops-CLOUD AI値引き」です。過去の売れ行きデータや天気予報などをもとに、商品に応じた値引き率や値引きのタイミングを適切に指示します。今まで担当者の経験と勘に頼ってきた発注業務をAIで自動化することで、適切な値引きを実現します。
ラベルプリンタと連携で作業がスムーズに
商品に貼付するラベルシール用のプリンタとも連携が可能です。値引きをしたい商品バーコードをスキャナーで読み取るだけで、値引き率の算出とシールの発行をスムーズに行えます。
売上3%アップ、食品ロス半減の事例も
AI値引きを活用し、商品の総生産数は同じでも売上は3%アップ、食品ロス率は53%削減した事例もあります。適切なタイミングで適切な値引きを行うことで、売上改善と食品ロスの削減が実現できます。
sinops-CLOUD シリーズは今回ご紹介したAI値引のほか、小売・流通・物流業界向けのさまざまなサービスを展開しています。詳細やお問い合わせはサービスサイトをご覧ください。