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歴史あふれる街並み、心揺さぶられる増毛町(ましけちょう)1
みなさんこんにちは。
紅里です。
今日は増毛です。
増毛は札幌から北に約3時間向かった先にある港町です。
昔はニシン漁でにぎわい、網元や商人が財を築きとても栄えた街です。
俳優、高倉健さんの「駅STATION」の舞台になったことでも知られています。
残念ながら私は見たことがないんですけどね。
釣りで来ましたが、GWということもあり街を探索してきました。
街を見るのは私も初めて。
では行ってみましょう!
まずは旧増毛駅へ。
増毛駅は、大正10年(1921年)に開通した深川と増毛を結ぶJR留萌本線の終着駅で、鰊場で栄えた最盛期には人や貨物の輸送の拠点としてにぎわいました。しかし、平成28年12月5日、多くの町民や鉄道ファンに惜しまれながら廃線となりました
駅舎とその周辺は、高倉健さんが主演した映画「駅 STATION」の舞台となったことで有名です。駅舎をはじめ、高倉さんふんする刑事の実家、「風待食堂」になった建物が今も残っています。現在は、開通当時の駅舎に復元整備し、公衆トイレや駐車場なども整備され、増毛を訪れる人の交流の拠点として活用しています。
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線路がエモいな~。
線路止めがいい感じです。
スタンドバイミーごっこができちゃいます。
駅舎もレトロで朝からまあまあの観光客が来ていました。
その近隣にあるのが旧多田商店、風待食堂です。
今は観光案内所となっています。
「駅STATION」の劇中に何度も登場したそうです。
時間が早くて中には入れなかったですが、映画のワンシーンを切り取ったスチール写真がたくさん貼られ、居酒屋「桐子」のカウンターを再現しているそうです。
健さん好きにはたまらない場所となっています。
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その隣には旧富田屋旅館。
昭和8年に建設された3階建ての旅館です。
こちらもまた風情ある佇まい。
昭和レトロで懐かしく、タイムスリップしたような感覚になれます。
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昭和感に包まれたところでつぎは國稀酒造です。
國稀酒造は日本最北の蔵元であることでも有名です。
暑寒別岳を源とする清らかで豊かな伏流水を使用し増毛町で酒造りが始まったのは、明治15年。 國稀酒造は、佐渡出身天塩国随一の豪商「本間泰蔵」が創業。以来130年にわたり伝統の味を守ってきました。
酒蔵では、酒造りの道具や酒器などを展示している資料館、全16銘柄が心出来るコーナー、全銘柄の國稀の他日本酒グッツや食品の売店コーナーがあり多くの 観光客で賑わいます。 また、暑寒別の伏流水も持ち帰ることが出来ます。
まずは外見。
も~。
外観からおいしいお酒が造れるに決まっている。
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営業開始時間から少ししか経ってないのに中にはすでに観光客の姿が。
きき酒ができるのも人気なのかな。
私は車できてるのできき酒できず残念。
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広くはないけど見応えあり。
酒造の歴史や昔の暮らしなどを垣間見ることができる。
明治15年から約130年に渡り伝統を守ってきた國稀。
ほんのり甘く、フルーティーな香りを持ち合わせた國稀は、爽やかな美味しさが持ち味と書いてある。
これは飲むしかないでしょと買ってみました。
私は日本酒は得意ではないので初心者向けの飲みやすい酒をお願いしたらこれを勧められました。
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暑寒美人。(しょかんびじん)
國稀は暑寒別岳の清らかな湧き水を使用していると書いてあったからそこからきてるネーミングだね。
自宅に戻ってから呑んでみると…
あ!飲みやすい。
さっぱりとして口当たりのいい、すいすいいけちゃう日本酒です。
歴史に触れた後はさらに美味しく感じられます。
日本酒は得意じゃないと言っておきながら夫とあっという間に飲んでしまいました。
日本酒は苦手という人でもきっと喜んでもらえる一品です。
それともう一つ。
杜氏さんの手はきれいと言われる酒造で作っているハンドクリームです。
特別純米酒が配合されているそうです。
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ふわっと軽いテクスチャーでべたつかずスルスル伸びます。
何となく日本酒の匂いがするかな。
仕事柄手荒れは日常なので重宝します。
いかがでしたか?
増毛は小さい港町で正直観光するイメージはなかったけど大いに期待を上回りました。
古いものを維持管理することは金額的にも人数的にも大変なことで、増毛町の努力に頭が下がります。
明日は旧商家丸一本間家(国指定重要文化財)と増毛小学校旧校舎を巡ります。
小学校が特に懐かしく心揺さぶられました。
年齢高めのnoterさん必見です!