みなさんこんにちは。
紅里です。
今日は津軽塗について綴らせていただきます。
以前南部鉄器についての記事をあげさせていただきました。
詳しくはこちら。
この中でも触れましたが、母親が東北出身で南部鉄器や津軽塗の工芸品を使っていました。
南部鉄器の急須だけじゃなく津軽塗のお盆ももらっていたので、今度は津軽塗について調べてみようと思います。
ちなみに見出しの画像は実際に我が家で使っているものです。
箸は7年くらい前から使っていて未だ現役。
お盆はもらってから20年くらい経っていて、その前から実家にあったからもう何年経過しているかわからない代物です。
まず津軽塗とは
ふんふん。江戸中期からの伝統ある工芸品ですごく手間がかかるということだね。
非常に耐久性がありということだから、我が家の盆みたいに20年以上経っていても現役で使用できているのは当然ということかな。
では特徴は?
なるほど。
私が知ってるのは唐塗と七々子塗りだな。
でも一番メジャーなのは唐塗だと思う。
見出しの写真もそうだけど、津軽塗と言えばこの模様という感じ。
では唐塗とは
うん。
やはりこれが代表格だね。
渋いんだよね~(笑)
よく見ると赤や黒、緑などの色が見えて、何とも言えない表現が難しい模様をしてるんだよね。
では津軽塗の工程は?
えー、もう、下地だけでどれだけ手間かかってるの!?
そりゃ時間もかかるし金額も高くなるわ(^^;)
この工程を経て、やっとそれぞれの模様に入るんだね。
では代表的な唐塗の工程を見てみよう。
いや、だからさ。
どんだけ大変なの?
渋いなんて言って申し訳なかったわ、本当に。
漆の知識がないから言葉自体よくわからないけど大変だっていうことだけはわかった!
そして上塗りをして、やっと完成なんだね。
最低でも2か月くらいかかる完成品を見てみよう。
画像はすべて青森県漆器協同組合連合会からお借りしました。
このほかにも ぐい吞みや重箱、茶びつ、座卓、菓子器、なつめ、銘々皿、ティッシュケース、iPhoneケースなんてのもありましたよ。
そして南部鉄器と同じように、伝統を守るだけではなく、異業種交流・各種公募展、展示会への出品など様々な試みが行われ、「ロイヤルコレクション」というブランドを立ち上げ、ガラスメーカーや陶磁器メーカー、宝飾メーカーとコラボしたり、海外にも進出したりしているんですって。
いやー、すごいわ。
その商品の奥を調べるということは、新たな発見と、職人さんやそれらを守って関わっているすべての人への尊敬と感謝の気持ちが湧いてくるわ。
お高いのでこれも少しずつ集められたらいいな。
では今日はこれで失礼します。
また読んでいただけると嬉しいです。