【脳内TRiP〜アマルフィ編〜】このホテルがいいーんですっ!ムムッ!
心地いい旅が送れるかどうか=どんなホテルに泊まるのか、と言っても過言ではないでしょう。
がしかし、ホテル探しって本当に大変。初めて訪れる国ならなおさら。ネットで様々な情報やレビューを読み、追求すればするほどにハマるホテル探しのアリ地獄。
そんな中、
”四の五の言わんとここに泊まらんかいっ!”
という完璧なお勧めホテルを見つけたので紹介します。夏の南イタリア、アマルフィに脳内トリップだ♩
レモンイエローとカリブブルーが美しいアマルフィを、そのまままるっと閉じ込めたかのような爽やかなホテルに恋をしました。
丘の上に建つ小さなホテル。
”ホテル セントラーレ(HOTEL CENTRALE)”
到着するやいやな、髭もじゃのおっきなおじさん(オーナー)が、満面の笑顔と陽気なふるまいでお出迎え。アマルフィの太陽のように眩しいスマイルに、こちらの顔もニコニコ。
上り下りするだけで心トキメクような階段の先に見つけた”Breakfast"の目印。30代をひょひょいと軽く超えた私の心に、甘酸っぱいレモンのような乙女心を芽生えさせる愛らしさ。
Breakfastの文字のまわりを、ピンクのペンで ぐるっ!とね、もう、ぐるっとハートで囲みたい。
スァーーーー…
Breakfastの扉を開くと、海の香りと潮風のささやきが髪を撫でるように通り抜ける。
下を覗けば活気に満ちた人々の声。
目の前には大聖堂。
あまりにもいいものを独り占めしちゃったような気分で…
ひとりじめしちゃっていーんですか!?
いーーんです!!
川平慈英よろしく華丸100点のいい気分。
朝食は簡単なものながら種類豊富。
なんといってもこの朝食担当の彼が誠実。
少しクセのあるなつっこい英語と、優しさが溢れ出す話し方はさらに心地よさ倍増で…
こんなに心地よくていーんですか!?
いーーんです!!!
ハムスターみたいにむしゃむしゃ食べる私の目線の先には、彼氏がさっさと食べてはさっそうと去り、ひとり残されて切ない表情の彼女。
ほれほれ彼女さんよ、横を振り向いてごらんよ。あなたのすぐ横には素敵な景色が広がっておりますぞ。
そして私の斜め横には、三坊主!!!
かっこいいーおしゃれ丸出しだよ〜。
目が合ってヒー!ってなるどころか、優しくてチャーミングなファミリーだった。
お腹いっぱいになった私が、残したパンをお部屋に持ち帰るかどうか悩ましくしてたとき(貧ぼっちーかな〜と思いつつ)、このファミリーは3人分のパンにハムとチーズをガッツリ挟み、ナフキンに包んでは堂々と持ち帰る準備を始めた!
まさしくGOサイン!パン、持って帰っちゃいなよ!YOUそんなこと気にするなよ!
完全に背中押された感。実はここのパンが、イタリアで食べたパンの中で一番美味しいと思ってたんだ。クリームパンとスイートポテトとを足したようなちょい甘ほっくりが最&高で、すごく持って帰りたかったんだ!
いつものごとく、立地やら設備やらなんやらかんやらでホテルのチョイスに戸惑い、えいやー!っと旅立ち前日に勢いで予約したホテル。
完全に大吉引きましたばい。
部屋の中にいても外を見渡しても、アマルフィのハーモニーをこんなに繰り広げてくれるなんて。嗚呼、素晴らしきかなホテルセントラーレ...。
ここに泊まるためだけに、またアマルフィに来たい!って強く思わせてくれたよ。
中心地から徒歩0分(ホント)。船着き場まで徒歩3分。スーパー完璧ホテルにランクイン!
高いお金出せば、それ相応のいいところに泊まれますよ。だけど、このホテルのコスパに敵うところが他にある?
後日、同じくアマルフィで、もう少し価格が高めのランクアップなホテルに泊まったけれど、いや、トータルバランスで考えても、ホテルセントラーレに敵うところはないのだ。
アマルフィへの旅行をお考えの皆さま、四の五の言わんと、このホテルに泊まったら間違いないですから!
華丸100点、大吉引いたと思って、いいーーーんですっ!ムムッ!