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「祝詞」の本当の意味。どうすれば願いは叶うの?

【祝詞の本当の意味】


古代の日本では、神事は
神様からのお告げ(神託)を降ろし
村の首長に伝える事によって
神様の言葉を元に首長が政治を行いました


そのお役目は主に巫女
つまり女性が行うことが多かったのです


でも大和朝廷が広がっていく中で
そのような風習がなくなっていきました


その代わり
一度巫女さんが受け取った
神様のお告げを文章化し
繰り返し唱えることで
神様の言葉を受け継いでいったのです


これが祝詞の最初の形です。
これを「宣下体」の祝詞と言います


人間から神様へ想いを伝える祝詞



でも、もう少し時代が進み
今度は、人間側の気持ちを
神様に奏上するという形に変わって生きました


このような祝詞を
「奏上体」の祝詞と言います。


神職の方が
その人の代わりに
罪穢れがあればお祓いください

この人はどこに住んでいる
何という名前の人で
このような願いを持っていますよ


とお伝えする形に
主に現代はなっているのです。


奏上体の祝詞は
「白す(まおす)」を使います。


祝詞の本質を知る



でもここで大切なことがあります。


祝詞は呪文ではありません
神職の方が祝詞を唱えて
願いをかなえてくれるわけでもありません


大切なのは、神職の方は
その人を神様にお繋ぎしてくださって
その人の願いをお伝えしてくださった
と言う事なのです。
だからご祈祷だけで
願いが叶うということはありません。


そこから先は、あくまで、
その人と神様との関係となります


神様は
ただ願っただけでは動くことはなく
その願いが、その人の成長や
他の人のためになること、
そしてその努力や行動があって
初めて、そっと力を貸していただけます。


神職の方に
繋げていただいたご縁を大切にして
神様との関係を育てていくこと

この精神こそが
日本人の心であり
願いを叶えるためにするべきことだと思うのです


祝詞を歌に込めて



今回、神社で御神事の前に唱えられる
「祓詞」という祝詞を畏みながら、
歌にさせていただきました。


ぜひ、その言葉に込められた想いを
感じていただけたら嬉しいです。




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