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春らしさを 人づてに感じている 家の中にいても 外に出ても まだ二月だ 友人に手紙を書いた 勇気を出して 僕はその人を 友人と呼んでみている ふれたら指にとけそうなほど 低い温度、静けさ、やわらかさのある そうしたやりとりがあって素直に嬉しい 僕は心のどこかで しっかりと自分の冷たさを実感している だからまだまだ二月なのだと 二月の崖に腰かけて 足をぶらぶらさせているのだ 歌うたえど ひび割れない空 どこまでもくぐもって あてのない空 どうしてもことばが 暗くなってし