マガジンのカバー画像

わすれたくないnoteまとめ

59
ふいに読み返しては、はじめて読んだときのことを思い出したり、その時どきで発見があったりする、「いいなぁ」と思う創り手の方々のnoteをまとめさせていただいています。(ときどき整理…
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

死こそ常態 生はいとしき蜃気楼

早いもので、9月も終わりですね。 昨日、散歩中に とんぼが飛んでいるのを見つけまして 秋の訪れを感じました。 今年も残すところ、あと三ヶ月。 一年というのはあっという間ですね。 時の流れの早さを感じるとき いつも心にふっと浮かぶ たいせつな詩があります。 「さくら」 茨木のり子 ことしも生きて さくらを見ています ひとは生涯に 何回ぐらいさくらをみるのかしら ものごころつくのが十歳ぐらいなら どんなに多くても七十回ぐらい 三十回 四十回のひともざら なんという少なさ

「がんばる」は「がまん」じゃない。

「言葉は人をつくる」 棋士の羽生善治さんの言葉です。 以前なにかのインタビュー記事で読み ずっとこころに残っています。 人間の脳は「人称」を認識できない という話を本で読んだことがあります。 だれかに「ありがとう」と言うことは じぶんに感謝していることになります。 ポジティブな言葉を伝えることは じぶんに言っているのと同じなんですね。 (もちろん、逆も然りです。) あたまで思い浮かべ 声にのせて発し その音をじぶんで聴いているわけですから、 二倍にも、三倍にもなって