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短歌・俳句・川柳まとめ

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短歌や俳句、川柳などをまとめていきます。
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2024年5月の記事一覧

花や風、鳥の鳴き声、それらにてほんの束の間こころを満たす

今ここで私が何をしているか。それが大切なんじゃないかな

怒りとかどうゆう風に向き合えば ぶん投げちまえそれから叫べ

生きていて【短歌5首】

生きていて考えること考えて感じていれば立派なものだ うつうつとしたらばすぐに錠剤をぱくりと飲んで音楽で泣く あなたとの交わした手紙 ひらり、ほらあたたかいでしょう したためた熱 あたたかい蛍光灯のあかりが、あ、スポットライトみたいになった 本当につらいことって表には出てこないもの 裏庭に、虹

あなたとの交わした手紙 ひらり、ほらあたたかいでしょう したためた熱

生きていて考えること考えて感じていれば立派なものだ

うつうつとしたらばすぐに錠剤をぱくりと飲んで音楽で泣く

味方でいたい【短歌5首】

記憶から消し去りたいと思っても消えたりしない記憶はすべて 日々のことそのことごとをこなしてく空にオーロラ夢はみるもの 体調が悪くて何もできなくて出来たのは「休む」そのひとつだけ なぜこんなうまくいかないことばかりはじけて香るサイダーの泡 もし誰も味方じゃなくて過ごせてもぼくは味方でいたいと思う

体調が悪くて何もできなくて出来たのは「休む」そのひとつだけ

日々のことそのことごとをこなしてく空にオーロラ夢はみるもの

もし誰も味方じゃなくて過ごせてもぼくは味方でいたいと思う

記憶から消し去りたいと思っても消えたりしない記憶はすべて

ぴかぴかの愛【短歌5首】

花々を踏まずに避ける優しさがあっても怒るときには怒る 大仰に雨滴の中を歩いてく 操縦士だぞ、ぼくのからだの! 鳥が飛ぶ 鳥が鳴いてる 何事か交わし合ってる 聞き取れたらなぁ 口の中に哀しみがあり歯を磨きすすいでみても無くならないの 歯磨きに支配されてる脳内の片隅にあるぴかぴかの愛

歯磨きに支配されてる脳内の片隅にあるぴかぴかの愛