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音楽をかけて俯くここからはすべて月曜のための布石
おもむろにハニーローストピーナツをつまみつづける土曜日の午後
歩くたび落ち葉ふかふか心地よくこころふわふわ浮かんでさわぐ
ふくよかに炊けたお米と玉子焼き野菜いっぱい味噌汁どうぞ
太陽が息をひそめる秋晴れのただ道を行く君とふたりで
帰り道バウムクーヘン買いましたつなげてみれば大きな円の
頓服を飲まない日はない 道端のすすきが綺麗 歩きだそうぜ
ほろほろと溢れるように歌を詠みため息ついて吸った冬枯れ
音楽に抱かれながら眠る夜 水平線に触れる鈴の音
生きているだけで切なくなるだろう 澄んだ水辺を鳥が飛び立つ
冬が来た冬が来たんだそう思い毛布に包まり昼寝した午後
ぼんやりと天を見上げて涙ぐむ疲れきってる身体投げだし
ほろほろとくずれていくのあたたかくすこししめったわたしの恋は
信用に足る人なんていない ただ君が優しいことが嬉しい