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少しだけリズムに乗って踊ろうよ 花が散るまで いま少しだけ
ゆるやかに川の流れる夢をみてまだ夢をみているような朝
アイロンのあて布が好き優しさの余韻のような残り香と熱
懸念など波打ち際に捨て置いて綺麗な貝を集め歩いた
どうしても日の目を見ない努力ほど手に取りやすい そして可愛い
ささやかにミラーボールが回りだしラキラきらキらあナたとわたシ
平穏を侵されぬよう戦って日々過ごしてる 空は秋晴れ
ブロックを星の数ほど積み上げて一気に崩す格好いい君 「つくるのが好きなんだよね」「ぼくもそう。つくるのが好き」「なんだいっしょだ」 目が合えば狭い部屋でも手を振ろう 尊敬してる凛とした君 「話すのがすきなんだよね」「ぼくもそう。話すのが好き」「なんだいっしょだ」 かすか、でも金木犀の香りがしてる部屋 誰に着いてきちゃった? ◯ 読んでいただき、ありがとうございました。
ひとしきり苛々したら切り替えてパーティーしよう祭りでも良し!
つらつらと手紙を書いてふと思う あったかくなった掌のこと
君の手のつめたさに触れおどろいてまるごと皮膚が新たになって 雨が降りふたりで歩く傘ふたつ 歩きかたさえ分からなくなり おはようとちゃんと言えたらいいのにな 寝起きの声でおざなりじゃなく 知らないよ煙草の味は それよりも本を読んでる モクモクと、へへ 未来から少しずつ来る風のこと 目を閉じながら感じる 二分 天高くほんとに高く広くあり叫びだしたくなった我あり 狂ってた僕のことさえ知っている あなたはあなた さいこうの人
達筆な写経のようにあの人はポニーテールを弾ませてゆく
鉄くらい強くなりたい 夜空には怖いくらいに星がひろがる
音楽が頭の中で流れ出す前触れもなく福音として