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あぁきみが光になって寄り添って支えてくれたこの夏でした
達成は目には見えない本当にちいさな積み重ねでしかない
全力で疾走しても全力が出せなくなってて それが全力
花に触れ離れ眺めてまた触れるその柔きを信じ忘れぬように
橙の灯りの下に寝転がり天を見つめて日を締めくくる
あっさりとツクツクボウシ鳴いていて夏の終わりを信じはじめる
海を見る 砂漠で吠える さざなみと砂塵の影をかさねて想う
とうめいな乗り物みたい 未来へとゆっくり運ばれていく僕ら
仕事場の誰とも仲良くなれなくて、というかそれが「ふつう」か、そうか
友だちの会話をBGMにしてうたた寝してた夜通しの夜
おしごとが終わりひと息ふとみれば戯れているねこじゃらしたち
若さとは青い炎か それとなく老いてゆくなら黒き雷鳴
できること 愛する人を愛すこと 自分の思う最大限で
いつだって精一杯があるだけだ恐竜みたくシャウトして泣く