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悲しみがこころのかたちを変えたからあなたに声をかけれたのかも
車窓から眺めていると線になる景色を追って追って初夏
少しずつ捻じれながらも伸びていく生命からの軽やかな風
生活の音楽がある もうそれで十分すぎるほどシンフォニー
すこしだけ光がにじみ友だちと離ればなれになった夕暮れ
肝心の魂がない そう思う日にこそあってほしい朝焼け
軟弱さ、優しき火種、心から貴方を想い歌う舟歌
一日を一日として生きてゆくわたしの熱がちらばり爆ぜる
今までに歩いた道に星明かり綺麗だねって笑い合ったね
お湯が沸きルイボスティーを淹れて待つ君の帰りを君の笑顔を
紫陽花と紫陽花の間の細道を弱酸性の僕らが進む
私たち水平線の上にいてきっとまたねの座標にいるね
一日の終わりについて、考える。はずむ心を、す、鎮めながら。
おふとんをふかふかさせるきかいです ぼくのいちばんすきなきかいは