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前歯と海苔付三角おにぎり
前歯の差し歯が長年使って酷使したせいか、グラグラしてきた。なるべく使わないように、食べ物は口の右や左に入れて奥歯で噛むようにしていたが、それでも前歯への衝撃が感じられる。衝撃というのではなく、ちょっと当っただけなのだろうが、今にも取れそうになり心もとない。食パンは小さくちぎって食べるようにしている。ハンバーガーのような、がぶついて食べるものはいけない。一口大のものや細長いものが良い。きっとチュロスのような細長いパンは食べやすいのだろうな。
そんなときに、コンビニの三角おにぎりを買って来て食べたら、思いがけなく食べやすい。三角の先が口の右側に入り、前歯を使わないですむ。海苔が力を入れずに噛み切れる。おにぎりは、丸がよいか、三角がよいかと聞かれれば、三角と即答したい。前歯の不安からこんな思いがけない発見があった。
海苔のついた三角おにぎりを初めて食べたのは平成のはじめの頃だろうか。パリパリの海苔の感触に驚いた記憶がある。これは、包装を開らく前は、海苔とご飯は、薄い紙で分離されていて、食べるときに初めて海苔とご飯が接触するからだ。
はじめ、包装の開け方に気づかず、無造作に開けたら、海苔が割れてしまった。次回は、真ん中の上の方に引っ張るつまみがあることが分かり、それを静かに引いていくと包装紙が2つに分かれ、おにぎりの下2つの角を左右に引っ張ると見事に海苔がご飯の上に覆いかぶさった。できたという達成感があった。職場の昼食時に、このおにぎりの変な開き方をすると開け方を知ってる派からじっと見られ、ちゃんとした開け方があると注意されたりした。
今日のコンビニの三角おにぎりには、包装紙を開ける順番が①②③と書いてあった。その通りにしたら、見事に海苔がご飯を覆うことができた。食べ終わった後の包装紙は、写真のようにキレイな形をしている。
最近は海苔がしっとりしたおにぎりも人気だそうで、売られている時からご飯の上に海苔が被さりしっとりしている。おにぎりの形は丸が多いようだ。これだと前歯を使いそうだな。やはり、自分には、前歯に負担のない三角おにぎりが良い。
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