「いいよ!」の言葉の魔法
みなさんは誰かに頼まれごとをされた時
どれくらいの頻度で「いいよ!」と言いますか?
安請け合いはいけないと話をよく聞き、慎重に考えてから答えを出しますか?
もしくはまずは断った上で相手の熱意を試したり、、、なんて作戦をとる事もあるのでしょうか?
私の「いいよ!」率
みなさんに問いかけたので私の答えを出すと「9割以上」だと思います。
なんて軽い女だとお思いでしょうか。笑
子育てから学んだ
実は私が「いいよ!」の魔法に気付いたのは我が子のイヤイヤ期対応でした。
オムツ替えイヤ!
お着替えイヤ!
靴履くのイヤ!
保育園イヤ!
私「じゃぁもう置いてく💢💢💢💢!!!!!」子「イヤァァァァァァァァァァァァ😭😭😭😭!!!!!!」
(きっとイヤイヤ期あるある)
という毎日に疲れた頃、、、もう死ぬ訳じゃないしどーでもいーやと全てを諦めた。
オムツイヤ!→(どーでも)「いいよ」と言ったら数分後自分で脱いでた
お着替えイヤ!→(パジャマで)「いいよ」とそのまま保育園行かせたら次の日から言わなくなった
靴履くのイヤ→(なんでも)「いいよ」と裸足で歩かせたら地面が熱くて靴履いた
事例の中でこれだけは私の対応じゃないんだけど
保育園イヤ→先生が「そんな日があってもいいよ!じゃ、イヤって◯◯先生に伝えに行こっかー😊」と、手を引かれて教室に入って行く
、、、あれ?「いいよ」って言ったら全て回り出したやん🤣🤣🤣
それからはほとんどの事に「いいよ!」と返すようになりました。
ダメな時は?
勿論、本当に「いいよ!」という状況じゃない時もあります。
例えば揚げ物とかの中断できない&抱っこも危ないお料理中に抱っこせがんで来るとか。
それでも私はこうしてました。
「いいよ!揚げ物してるから終わったらね」
最初は分からず泣きますが、約束は守って揚げ物終わったら一旦抱っこしてあげるようにしてました。
そうするとだんだん「いいよ!」の後に続いた言葉分は待てるようになっていきました。
「いいよ!」と承認欲求を落ち着かせる事で、前進する力が生まれるんだという事を子供に教えてもらいました。
大人への対応
子供への対応は分かったけどさ、大人はそんな簡単じゃなくない?もっと賢いんだし。
と思いつつも、私は大人の要望にも「いいよ!」から始まる返事をする事を始めてみた。
「今はできない」事も「いいよ!これとこれとこれやった後でも良い?」とか言い換えれば重要度によって「それでも良いからやって欲しい」なり「他の人あたってみます」なり論理的な会話になる。
交渉でも「そんな条件無理です」ではなく「いいですよ!その代わり実現するためにはこちらからはこれこれこんな事が必要になります」等伝えると無理な条件引き下げてくれたり、こちらの条件を検討してくれたりする。
子育てだけではなく、大人に対してだってお互い気持ち良く過ごすには「いいよ!」から始めると良いんだなと気付き、今ではイエスかノーを考えるのではなく「いいよ!」の後の文を考える思考になっています。
魔法は自分にも
今までは対相手の話でしたが「いいよ!」と言う事で自分がした約束は守ろうという発想が働き
なんでも前に進むようになった。
そして今までは簡単に断って体験しなかったであろう事を体験し、成長を感じられる機会が増えたと感じる。
1番の魔法はこれかもしれない。
断るのもイヤだし、簡単には返事出せないし、過去を思い出すとその後の関係とかよく悪くなるんだよなぁ〜と思った人には是非「いいよ!」から始める返事をしてみてはいかがでしょうか😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?