求職者にアトツギの想いが届いた!!
待ちの営業スタイルだった町工場が営業職の採用に成功したお話。
求人を出してみた
長年の課題、売上。
売上向上といえばどのような営業活動を?WEBの活用は?と考えたいのですが、、、それはそれは長年「商社にお任せ」状態で、設計士が窓口となって頂いた引合をこなしている状況でございました。
経験と知識が豊富な先代がバンバン営業、、、には行かない。
では私がと言いたいところだが装置の話になると役立たず。
なんとか営業を採用したいと求人を出しました。
これを見ると、半年前のようですね。
営業部も存在していない弊社です。営業経験のある方に来てもらいたいので、あなたの経験を生かして挑戦してみませんか?という募集の仕方を始めてみました。
殺到はしないものの、数人の応募はありました。
ただあまりピンと来ず。。。お断りのメッセージを。
面接はお一人だけでした。
こちらも双方ピンと来ず採用には至りませんでした。
試行錯誤の数ヶ月
2ヶ月経つとさすがにこれではいけないな、、、と採用活動を見直す事に。
地域のビジネスサポートセンターへ相談
お世話になっている方から「なんでも良いから話をしに行ってみて」と背中を押され、相談件名を『求人にあまり応募がない』として向かいました
そこでアドバイスをいくつか頂きました。
その一つに会社ホームページにリクルートページを作りましょうというのがありました。
早速外部委託している担当者へ連絡!
リクルートページを作ってみた
考えてみたんです。
自分が求職者だったとして、、、求人を見たらどうするか?
まずは会社のホームページを見に行く。
そこで事業内容以外何を見るか?
「私は入社したらどんな生活パターンになるのかな」
「私に求められているスキルはどんなものかな」
「上司や先輩は良い人かな」
こんなとこだな、、、
あれ、うちの会社のホームページどれも書いてないわ笑
反省したので
工場長(イケメンで怖くない)の顔が分かる写真と、窓口になる私の写真でバナー作成
先輩として30代の若手社員にインタビュー。そこで会社のイメージしやすい項目を話してもらう
そこで作成したページがコチラ
noteを始めた
このnoteを始めたのもビジネスサポートセンターで「経営者の考えている事が分かる発信媒体があると良い」とアドバイスを頂き、始めたのです。
(求職者に向けて発信するつもりが、なんだか外れているけれども、、、まぁ考えている事はダダ漏れだね)
求人媒体を増やした
実は、夏までハローワークに求人出してなかったんですよ。
理由はハローワークに求人出してから良い動きになった試しがなかったから。
年配者が多くて
応募の電話より営業(される)電話が増えて
応募来ても正直質が悪くて残念に思うことが多かったので、見切り付けてました
でもなるべく無料で出来ることをやり切ってから有料媒体やサービスを使おう!と思ったのでハローワークに求人出しました。
ジモティにも出してみたり。
あとエンゲージも再掲載して動きをつけてみたり。
条件、良くはないの分かっているけどこれ以上も上げられないしなぁ、、、有料サービスに踏み出すのはあと1ヶ月待って動き鈍かったら決めよう。
そう思い、色々と工夫はしてみた秋の初め。
応募あり
動きをつけ始めてから、多少変化はありました。
応募がポツポツと出てきました。
ただ、、、私のイメージは一緒に考えてくれてチャレンジできる30代40代くらいの営業マンなのに対して、応募者は該当していませんでした。
やっぱりこれ以上延ばしてもダメだな、有料媒体に切り替える事考えよう。と思っていた頃
「O市(100キロ離れたお隣の県の都市)のハローワークから面接依頼の電話ありましたよ」と、私の不在時に電話があった伝言が。
「ご本人に折り返して欲しいそうです。50代の◯◯さんという方だそうで、、、」
〈私の心の声〉(50代かー、折り返しだからかけるけどまたお断りしなきゃいけないのキツイなー。。。てかO市て通勤するような距離じゃないし。分かってんのかな笑)と失礼な事も思いつつ折り返す。
採用
もう結論に飛びますが、その人採用しました!!!
採用したMさんの証言↓
前職は待遇も良く、沢山大切な事を教えてもらいました。ただ定年が迫って来たら、、、もっと何か生きがいのある事して仕事人生終わりたいなって想いが芽生えて。早期退職しました。
求人サイトは最近登録してスカウトメール頂いたりとかしたんですが、条件は良いけどなんか心打つ企業がなくて、、、その時御社の不思議な求人見たんです。
他の会社は書いてない事業者からのメッセージ欄に「女性後継者の右腕になってくれる営業の出来る方を募集してます。一緒に会社を成長させてくれませんか」って。
一旦はスルーしたんですけど、こんな事書く会社ないのに、どんな人が書いたんだろうって時間経つ程気になっちゃって、、、
書いた人に会ってみたいと思って初めて応募したんです。
上記の百倍くらいの量をペラペラと熱量持って電話口でも、面接でも話してくれました。
経歴を伺うと業界は違えど、設備関連のメーカーに30年以上お勤めだった。
役職もついて、年収も私が超羨ましいくらいの額。正直そんな額出せないよ〜😱とか思う額で。それも伝えました。
でも「いや、もうそれは分かってます。でもやってみたいって気持ちが大きくて。営業部を創設するところから必要だなんて聞いたら益々やりたい!と思ってます。引っ越して来ます。いくらでも良いので良かったら使っていただけませんか?」
と。半信半疑ながらもマジなら私からしたら願ってもない人材。
採用通知出したら、マジで引っ越して来た!!!!!!
え、でも思ってたんと違う言うて逃げない?大丈夫?とまだ疑う私を他所に、入社後もすんなりと会社に馴染んで色々な人から装置の事を学び、売上アッププランを次々と披露して来る。笑
というわけでお喋り大好き営業担当おじ様、入社しました。元落研というおもしろ経歴もお持ち。
無事1ヶ月経過してホッとしたので御披露目に至りました。
さて、、、攻めの営業スタイルを確立し快進撃の幕開けとなるか、、、!?