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シングルファザー として生きる:10か条(その7)(生活保護、障害者手帳、貸付金事業の利用、児童相談所、ショートステイ」を利用する事は「マイナスな選択ではない」ただの制度活用である。

こんにちは。今回は前回に引き続き私の経験を基にし、今現在シングルファザー として生きる。または、これからシングルファザー として生きる事実を迎える方々へ

私なりのアドバイスを10か条として、提案して行きたいと思います。

※前回分:
①父子家庭のライフスタイル作りは「自分らしく生きていく自分を許す」事から始まる
https://note.mu/single_father/n/n69e3f049302c

②自立とは上手に人の力を借りながら生きる事である。
https://note.mu/single_father/n/nbcb55a4da892

③その「正しい」は「優しい」とイコールであるかを自らに問い続けよ
https://note.mu/single_father/n/n6ee0f35e2592?creator_urlname=single_father

④相談とは「◯◯で困っている。一緒に考えて欲しい」と話すことから始まる
https://note.mu/single_father/n/n2ecdaa2dc681

⑤父親業を1人ですることが父子家庭なのではなく、親業を1人で行うのが「ひとり親」家庭
https://note.mu/single_father/n/nb4aea8855628

⑥地域活動に参加することは、子ども達と自分が見守られて生きていく環境整備である
https://note.mu/single_father/n/n56c3f9f7bd4d

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(1)制度利用を利用する事は「マイナスな選択ではない」ただの制度活用である。

「現状把握」「他者評価」を実施し、自分の課題を整理し、どこから問題解決を図っていく方が「子ども達の負担にならずに生計維持していくことが出来るのか?」ということを、今までのシングルファザー として生きるの中でも幾度も伝えさせて頂きました。

自助努力でどうにかなる。家族の助けを借りれば何とかなるなら良いんです。
健康状態にも問題無く、サポートしてくれる家族にも課題が無いなら制度を活用する事は恐らく殆どないでしょう。

ただ逆の状態であったなら「制度利用は必須」です。
「自助努力では改善不可能で、子ども達の負担が増え、結果が予測できない」のであれば制度利用を選択するのが冷静な判断と言えるでしょう。

しかし、ここが恐らく父子家庭ならではの面倒な部分かもしれません。
「俺は男だから、親戚の体裁が気になるから、親が煩いから、世間的な目が気になるから」

正直、黙れ!優先すべきは「子ども達のの養育環境の整備と確保だ!自分のエゴと世間体と子ども達を秤にかけるなら初めから父子家庭になるんじゃねぇ!

と私は心の中で思っています。というか呆れます。

生保?障害?貸付制度?だから目的達成の為の手段であって、そこに個人的なイメージに振り回された印象論は建設的じゃないし、父子家庭として一人で育てていく覚悟が足らん!

と私は思っています。

時として医療機関の受診を進める場合もそうです。
精神科受診やメンタルクリニックの受診を進めると決まって。
「俺はおかしくない!!」とキレる方がいます。

だから、おかしいと誰も言ってないぞ。第三者評価として健康状態や判断能力が落ちている様子が見えているから受診するよう助言をしているのであって、脳内で勝手に差別感情を爆発させるのはエゴと間違った知識でしかないでしょう・・

と私は思っています。

厳しい言い方かもしれません。
しかし支援しようとしている人へ誰が差別をしますか?
冷静に建設的に合理的に最短で進んでいく道筋を提示しているだけなんです。

そして中心は「子ども達のの養育環境と養育者の健康状態の維持」が軸です。
そこを、ちゃんと理解していないから「提案をマイナス」としてしか受け止められない。

支援者が提案している事は、あくまでもプラスとなるであろうと、予測と見通しがたった提案であって、決定するのはご本人です。

そのご本人が一番大事な「子ども達」を中心に考えているのか?
考えていないから感情的になってしまう。

当然、困り、迷い、思考能力が落ちている方もいます。
その為に感情的になってしまう、それは良いんです。
一緒に相談しながら結果的に建設的な会話になればです。

皆さんのように、困った状態になってしまった方々を救済する為の制度がどれだけあるか。甘やかす為では無く、ひとり立ち生きていく為への道筋、ステップが今は存在している事を知って欲しいと思います。

※言っておきますが、2014年までステップも道筋もなかったんですよ? 私頑張りました。他の組織も頑張りました。それを踏まえて検討して欲しい物です。

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(2)(生活保護、障害者手帳、貸付金事業の利用、児童相談所のショートステイ等)

下記にだいたいの支援制度についてリンクを貼っておきました。
相談窓口に行って提示される主な内容を網羅しています。

またひとり親家庭の相談窓口で提示される就労支援制度については省きました。
窓口相談に行って使えるものであれば、良いのですが余りに使い勝手は良くありません。
あえて高等技能訓練促進事業のみリンクを貼っています。

詳細はお住いの自治体で、お話をきいてみてください。

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高等技能訓練促進事業・自立支援教育訓練給付金制度

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html
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生活困窮者自立支援事業:困りごとが重複していたらココ

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000073432.html
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ショートステイ

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000104548.pdf
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◇生活保護

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatuhogo/index.html
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◇障害者手帳・自立支援医療助成

※参考URL
https://snabi.jp/article/1

http://shogaisha-techo.fanweb.jp/
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◇特別児童扶養手当て:子どもの病気・障害などについては医師へ相談

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jidou/huyou.html

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◇A_生活福祉資金貸付制度・B_母子寡婦福祉資金貸付制度

※参考URL
A_https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/seikatsu-fukushi-shikin1/index.html

B_母子寡婦福祉資金貸付制度
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000202714.pdf

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◇児童相談所の利用・相談

※参考URL
児童相談所一覧
https://www.mhlw.go.jp/support/jidousoudan/

児童相談所とは
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv11/01-01.html

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◇住居確保給付金 ※失業保険の申請前に実施する必要有り

※参考URL
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12000000-Shakaiengokyoku-Shakai/0914_shiryou03_1.pdf

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◇法テラス ※基本的に民事訴訟に関連する

※参考URL
https://www.houterasu.or.jp/lp/sougou1/?gclid=Cj0KCQjwocPnBRDFARIsAJJcf95yB24w4b6k3ZYhu5lolJRy3trYtSoJUj98BI6cM8-L6ebnvJgBOJYaAjW7EALw_wcB

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◇労働局:職場内でのハラスメント行為・労務状の不利益を感じたらココ

総合労働相談コーナー
https://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/soudan.html

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(3)あくまでも「子ども達の安定した生活を維持する為の手段」であり「目的は生活・経済・養育環境の安定・健康状態の維持」を確立させる為である。

以上の制度等は掲題に記載されていあるあくまでも「子ども達の安定した生活を維持する為の手段」であり「目的は生活・経済・養育環境の安定・健康状態の維持」を確立させる為に選択するものです。

イメージが中々つかないようであれば(就労準備性ピラミッド)を検索してみてください。
※参考URL
https://syougaisya-koyou.com/job-interview-work-preparation-2112/
障害者の就労支援に使われるピラミッドですが「ひとり親家庭の就労支援」を考える上でも何から順に確立する必要があるのかに関しては同様の見方ができます。

重複しますが、あくまでも建設的に「子ども達に無理な負担をかけない」事が大前提として「就労・生活再建」を考えていく事が、子育てを、そしてご自身の親育ての意味合いでも必要なプロセスであると理解頂けたら幸いです。

父子家庭ですもの、自分の自尊心よりも子ども達の為に!が基本中の基本です!

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(4)選択できない男性性の拘りを捨て、自らを取り戻してください。無理ならそれは、ただのエゴ!謙虚さと素直さを取り戻す必要がありますよ。

最後に、それでも、どうしても「自身の拘りを捨てきれない」・「折り合いをつけることに時間がかかる」場合です。

その時は精神保健福祉センター、または男性の相談窓口、メンタルクリニックでカウンセリングをおこなっている所を探して、事前に抜け出せない拘りを文章化して他者の力を借りて、今後の生き方について、最適化してもらう、お手伝いを依頼する事をお勧めします。

具体的な相談の例とすれば下記になるでしょう。

・仕事をしていない自分以外を評価する事が出来ずにイライラしてしまう。

・自分としては男は一人で頑張る物、だという考えが強い。
でも本当は人の力を借りた方が良いと思っているが素直に助けを求める事が出来ない。

・職場では落ち着くが、自宅に帰るとイライラしてしまう。

・自分の仕事の予定が子育てで乱されると必要以上に、怒ってしまう。

・再婚すれば全て問題解決すると思っている。
しかし、何か間違っているような気がする。

・家事がひと段落すると必ずお酒を飲む。父子家庭になってから酒量が増えた。

自分の父親から、または社会的な当たり前から脱皮して、自分を見つけるのですから相当なストレスがかかる事は想定出来ます。

本当の自分ってなんだろう・・大事なのは「そこ」に気付くことじゃないかなと思います。それだけ、男性性の呪いは深く、根深いものです。

どうか、早い段階で「気づく」きっかけに出会う事を願っています。

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さて次回のシングルファザーとして生きるですが

⑧家事業のゴールは家庭内が家族にとって「ほっこり」とした安心・安全空間を作り上げる事です。

この辺も、今まで再三書いてきたことなので変則的な書き方になるかもしれませんね。


なので、私の悪い事例を文章化してみて「あ・これじゃダメじゃん」に気づくみたいな書き方で行こうかと思っております。

それでは次回

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