11/20 トランスジェンダー追悼の日
11月20日
国際トランスジェンダー追悼の日
[Transgender Day of Remembrance]
望まないかたちで亡くなったトランスジェンダーの方々を追悼し、
社会に対してトランスジェンダーの尊厳と権利について考えるための国際的な記念日、とされています。
2024年11月20日の今日。
夜はゆっくりと過ごすと決めていました。
そして、児童書を読み返しました。
ジョージと秘密のメリッサ
私の外来には
最年少は5歳、小学生も受診されています。
何名もの小学生たちが私にこの本を教えくれたことで、
本を知るきっかけとなったのですが。
この本を初めて読んだとき
学校の"リアル"が、リアルな言葉であまりにもちりばめられていたため、
大人である私でさえ、胸が苦しくなりました。
小学生の私の患者さんたちが
これを読んで「自分の中の"何か"に気が付いた」としても。
胸が押しつぶされそうになったのではないか?
つらくはなかっただろうか?
など、思ったことを覚えています。
しかし、私の本棚にはずっと取っておきたい本のひとつで。
子どもをコントロールはできないけれど、
支えることは間違いなくできる。
この本の中の好きなことばです。
私たちは、伴走者として、支えることはできる。
今日みたいなこんな日に。
また、ページをめくりたいと思います。
そして購入当時から、
この本に入っていた読者アンケートは捨てられないのです。
本の最後のページにいつまでもいれてあります。
アンケートには、
性別(男・女)と書かれていて、
ページの最後を閉じた後に、この読者アンケートを読むと
"リアル"に引き戻されます。
11月20日は
毎年じっくり、想いをはせる大切な日。
あたたかいごはんを食べて、お風呂に入り。
ゆっくりと過ごし、ゆっくりと眠りたいと思います。
おやすみなさい。