Cole Porter / You're The Top 6 クボジュン/ギター&ボーカル、ショップコンサル 2020年6月9日 15:53 今日のお題は Cole Porter の「You're The Top」1934年のミュージカル「Anything Goes」のナンバーコール・ポーターは1891年6月9日生まれの作曲家で作詞家。アメリカ出身でミュージカルや映画音楽を作りました。なんと偶然にも今日は6月9日。ブログに書こうと思って調べたら今日が誕生日でした('Д')!!さて、このコール・ポーターが作った曲はミュージカルや映画音楽と書きましたが、ジャズ・ミュージックとして多くの人に好まれて演奏されたり聴かれたりしています。私もジャズが好きで、たま~に歌うのですが、コール・ポーターの曲が好きで、「Night and Day(昼も夜も)」を演奏リストに入れています。でも今日は「You're The Top」を取り上げてみました。この曲に私が出会ったのは、コール・ポーターの半生を描いた映画「五線譜のラブレター」の中で。エンディングテーマで使われていて、本人の演奏と歌声のバージョンでした。「マイ・フェイバリット・シングス」ではないけど、題名通りに”君がいかに最高か”ということをズラズラと物に例えて歌っています。なんか「ズラズラと」と言うと聞こえが悪いですが(笑)、その歌詞を乗せる軽快なメロディがただの羅列を楽しく幸せな気持ちにさせます。「君」を何に例えたかというと、ミッキーマウス、ルーブル美術館、マハトマ・ガンジー、モナ・リザ、などなど延々と続きます。こういう風に例えられたら嬉しいような、物によったらちょっと傷つくような(笑)。でも、たくさんいろんな物に例えられる彼女はそれだけ愛されているという証拠。嬉しいのではないかな?と思うのですが、、、、(違うだろうか?(笑))。実は(有名な話ですが)コール・ポーターは同性愛者でした。しかし、リンダという女性と結婚しています。しかもリンダはコールが同性愛者ということを知って1918年に結婚しています。その頃はヒット曲もだせず、全く鳴かず飛ばずの時代。1932年にやっとミュージカル「陽気な離婚」でヒットを飛ばします。(その中の曲が「Night And Day」)売れなかった時代もリンダはかいがいしくコールを支えてきましたが、当の本人は結婚後もたくさんの男性と恋愛を重ね、結局離婚してしまいます。しかし、ある時、コールが乗馬しているときに両足を切断しなければならないほどの複雑骨折をしてしまいます。それを聞いたリンダはコールの元に駆け付け、よりを戻します。その後、リンダが肺の病気で亡くなるまでずっと一緒だったとのこと。恐らく、結局のところ、コールが一生愛していたのはリンダだったのではないでしょうか?たくさんの恋愛ソングを書いていますが、すべてリンダに捧げた曲ではないかと思っています。愛情があふれていても、どこかやるせない切ない感じがする曲がコールの曲には多いです。自分の中のどうにもならないハートの”不一致”な部分が出ているのではないかと勝手に想像しているのですが。。。どうでしょう?本人じゃないと分からないところですけどね(;'∀')まだ映画「五線譜のラブレター」を観ていない方は是非観てみてください。おススメです。 #毎日note #音楽 #映画 #ジャズ #jazz #ミュージカル #洋楽が大好き #ミュージカル映画 #1930年代 #コール・ポーター #コールポーター #Cole_Porter #五線譜のラブレター #30年代洋楽 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート