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映画「窓ぎわのトットちゃん」を観ながら、幼い娘たちのことを考えていた。

最近、映画館に行く度に、この「トットちゃん」の予告編を観ていて。
まぁ、自分は観ることはないわなぁと、そう思っていた。
もう、予告編を見ただけで、どういうストーリーなのかは、
殆どわかったし、予定調和をなぞってくだけの映画なんだろうなぁと。

でも、公開してから、色んな所で評価が高い感想を目にしてきたので、
今年の最後に、しっかり観て確かめておきたいなぁと思って、観てきました。

作品自体は、予想通りのものでしたね。
本筋のストーリーは、予告編から感じていたものを、大きく逸れるようなものでは無かったし、感動させられる要素も幾つかあって、その評価が高いのも理解できました。

そんな中で、自分が最も実感したもの。
それは、まだ幼い、自分の子供達の事ですかね。

僕には3人の娘が居て、ちょうど本編のトットちゃん位の娘も居ます。
そして、自分は、子供達に思っている事があって。
それは、子供達が楽しもうとする事は、出来るだけ制限せずに、させてあげたいなぁと思っていて。
だから、ゲームもYouTubeも、音楽や歌、漫画もアニメも。
そういった娯楽に関しては、出来るだけ目一杯体験させてあげたいなぁと思っています。
そして、子供達の奔放で、子供だからこそ見える広い広い世界を、出来るだけ自由に行動し、感じて貰いたいなぁと。
そんな中で育まれる、個性を大事にして欲しいと思っています。

最低限の勉強はする事。
他の人に迷惑は掛けない事。

それさえ、しっかり守ってくれていれば、何をしても許したいと。
そんな風に考えています。

だから、本編に登場するトモエ学園は、とてもいい学校だなぁと思えましたね。

「ほんとうは、いいこなんだよ」。

そうやって、子供の考えを肯定する事。
その大切さを実感させられると共に、作品の中に込められたメッセージも受け取る事が出来て、とても貴重な作品を体験出来たなぁと思いました。

あと、あいみょんの主題歌「あのね」も作品に、とても合っていて、
エンドロールを爽やかに締めくくっていたのも、とても印象に残りました。
やっぱり、いい曲を書くなぁ。
人の心に寄り添うような、そんな懐かしくて、あたたかい。
そんなメロディが流れる時間を、劇場でゆっくりと楽しんで、映画館を後にしました。

もうすぐ、クリスマスですね。
今年も子供達に、素敵な思い出が残せるといいなぁ。

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