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とっても簡単!パンコントマテ!のレシピ
¡Hola!(オラ!:こんにちは!)
スペインの地中海側に位置するカタルーニャ地方を旅すれば、食事のシーンで必ずと言っていいほど遭遇する一品「パンコントマテ」を本日はご紹介します。
「パンとトマト」という名のとおり、材料もいたってシンプルです。今の季節、春から初夏にかけては美味しいトマトがご近所のスーパーでも手に入ります。簡単なので是非、チャレンジしてみてください。
パンコントマテ
材料(1人前)
パン(バタール)…1カット(端から10cmほど)
トマト…1個
ニンニク…1片
エキストラバージンオリーブオイル…適量
塩(フルールドセル)…適量
1.端から10cmほどでカットしたパン(バタール)ひとかたまりを、更に水平に半分にカットする。
※パンは駅前のDONQで購入
2.パンをトースターで軽く色づくまで焼く。
※トースターに入れる際に霧吹きで水を表面にうっすら湿る程度に吹きかける。
3.パンを焼いている合間にトマトを水平に半分にカットし、ニンニクの皮をむいておく。
4.焼き上がったパンの表面にニンニクを満遍なくこすりつける。更にトマトの切り口をパンの表面に押し当て、すりおろす様に果汁をパンに染み込ませる。
5.トマト果汁が染み込んだパンの表面にエキストラバージンオリーブオイルを適量かけ、塩(フルールドセル)を適量ふりかける。
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ポイント
パンを水平にカットする際、断面がキレイだとこの後のニンニクやトマトをこすりつける作業がしやすく見た目も美しくなります。
霧吹きでパンをうっすら湿らせると焼き上がったときに外はカリッと、中はモッチリ焼き上がります。普段パンを召し上がるのでしたらぜひ試してほしい。トーストが格段に美味しくなります!
ニンニクをこすりつける時は、軽く全体にこすりつけるようにします。生のニンニクは強くこすりつけ過ぎると刺激が強くなるので気をつけて。見た目ではわからないので鼻を近づけてニンニクの香りがすればOK。
トマトをパンにこすりつけて果汁を染み込ませます。熟したトマトなら果肉が潰れやすく、またトマトの赤い色も活かせます。今回は小ぶりな高糖度のトマトを使用しました。パンの表面がカリッと焼けているとトマトがすりおろされるので作業しやすいです。
好みの量のエキストラバージンオリーブオイルをかけます。個人的にエキストラバージンは「油」ではなく「ジュース」という感覚でたっぷりとかけちゃいます。
フルールドセルは結晶の大きな塩で、口の中でガリっと砕けて溶けるその時に塩味を感じます。トマトやパンそれぞれが持つ素材の味わいを塩あじが隠すことなく感じられるのがフルールドセルの利点。ここはぜひ塩は結晶の大きな塩を使ってください。
おまけ
この「パンコントマテ」で生ハムを挟んでしまえば立派なスペインのサンドイッチ「ボカディージョ」のできあがり。この組み合わせ最高です。
家で過ごす時間が多くなったこのご時世、自分にできることはないかと考えスペイン料理のレシピをお届けする事にしました。
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それではまた次回。
Chao!(チャオ!:またね!)