これでいいのか兵庫県民?斎藤元彦知事再選を後押ししたSNSと立花孝志氏の立候補の実態に迫る!
みんな、こんにちは。しんちゃんだよ。
幼稚園に行きたくないから、ドライブするよ。
今日は、兵庫県知事選の結果についてお話しするね。
もうびっくりだよ!
兵庫県知事選が17日に投開票され、斎藤元彦さんが再選を決めたんだ。
あれだけ叩かれていた斎藤さんが知事に返り咲くなんて、彼が失職したときに予想できた人がどれだけいただろうね?
今回の候補者は過去最多の7人に上ったけど、斎藤さんは100万票以上を獲得して、前尼崎市長の稲村和美さんに競り勝ったんだ。投票率は55.65%で、前回よりも14.55ポイントも上がったんだって。斎藤さんは19日付で知事に就任することになってるよ。
そして、この選挙結果に対しては、兵庫県民だけでなく、全国の国民から様々な意見が出ているよ。
紹介するね。
「議会の全会一致不信任を、結果的に県民が否定!議会は自ら解散し責任を取るべきではないか?」
「斎藤氏再選で“直近の民意”は議会から斎藤氏へ。百条委員会も民意を重視する姿勢が求められる!」
「ネット情報の波が既存メディアを圧倒!報道のあり方を再考しなければ既存メディアは信頼を失い続けるだろう。」
「不信任議決と選挙結果のねじれが顕在化。住民と議会の溝をどう埋めるのか、解決策が必要だ。」
「マスコミの一方的な報道は疑問!議会や百条委員会は透明性ある改革を進めて責任を果たせ!」
「報道の公平性が問われる中、SNSの力が浮き彫りになった。多角的視点を持つ重要性が改めて示された。」
「既存メディアの傾向報道の弊害は否定できないが、公職選挙法による最低限度の縛りはある。一方でなんら縛りのないSNSはデマの温床。SNSで左右される民意で本当にいいのか?」
「県議会は民意を無視できない!職員証言や百条委員会での対応を真剣に再検討する必要がある。」
「SNS時代の世代間対立が鮮明になった。テレビ世代を超えたネットの影響力が今後の選挙を左右する!」
「SNSが正しいという安直な考えが危険すぎる。事実、対立候補の稲村和美氏を貶める全くのデマを一定数の市民が信じて投票したらしい。」
「公益通報者を守らなければ信頼は崩壊する!議会は通報制度の課題を議論し、厳格な対応を示せ!」
「テレビを盲信する時代の終わり。ネットの力で県民が真実を見極めた選挙がここに始まった!」
「若者の意志が組織票に打ち勝った!希望を示した兵庫県民が日本全体の変革を牽引する可能性がある!」
「ほかの候補者を当選させるための立候補という立花氏の手法は完全に公職選挙法の理念を破壊するもの。こんなことがまかり通れば、選挙の公平性が保てない。」
「投票は無駄ではない!一票が県政を動かす力となり、県民の意思が未来を決定づけた選挙だ。」
「声が大きいだけの情報に流されず、県民は真実を求めた。次は議会がその真摯さを示す番だ!」
「県政の混乱は続く可能性大。それでも県民が明確に示した期待に応えられるかが今後の課題だ。」
「斎藤氏のパワハラはなかったから投票したという県民がいるらしい。しかし、パワハラがなかったなどという証明などない。あったかどうかわからないというのが正しい。そもそも、そこだけで投票するようなフワフワした民意で大丈夫なのか?」
「何が正しいのか答えは出ていない。県政が迷走しないために議会と知事の対話が急務だ!」
「若者の投票参加が変革を生んだ!既得権益に対抗する力が兵庫から全国へ波及する可能性がある。」
「県政の混乱を乗り越えるには知事と議会の対話が必須!住民が期待する県政運営に注目が集まる。」
と、まあ様々な意見が出ているけど、僕としてはこんな風に思うんだよ。
今回の選挙は単なる地方選挙の結果だと思ったらもったいないよね。
斎藤さんが自動失職するきっかけになった議会との対立、SNSで巻き起こった世論のうねり、そして若者たちの選挙への積極的な参加。
どれも、今の日本社会全体を映し出す鏡みたいなものだよね。
まず注目したいのは、斎藤さんが再選を果たす前に起きた議会の「全会一致の不信任決議」だよ。議会は、斎藤さんのリーダーシップに問題があるとして一度は「知事失格」という判断を下した。でも、それを覆す形で斎藤さんが再選されたんだ。これって、議会の判断に対して県民が「ちょっと待って」と言ったようなものだよね。
もちろん、議会の言い分も一理あるよ。背景にはパワハラ疑惑や職員の自殺問題があったわけだし、それを見過ごせないと考えたのは当然かもしれない。でも県民が「それでも斎藤さんを支持する」と判断したのは何だったのか? 多分、それだけじゃない議会への不信感があったんじゃないかな。
一つ、気になることがあるんだ。議会は不信任を出した一方で、選挙が始まると多くの議員が斎藤さん支持に回ったんだよね。この一貫性のなさ、正直「なんで?」って思うよ。県民だって「議会の判断って、本当に信じていいの?」と感じたはずだよ。もし議会が自分たちの判断をしっかり説明していなかったとしたら、次に信任を問われるのは議会そのものかもしれないね。
そして、今回の選挙で斎藤さんが活用したSNSの影響力もすごかったよね。これまで選挙と言えばテレビや新聞が主役で、候補者がどんな人かっていうイメージも、メディアの報道に左右されることが多かった。でも今は違う。SNSで候補者本人が直接メッセージを発信できるし、有権者も自分で情報を集められるようになった。
斎藤さんはSNSをうまく使って「県民との直接対話」を演出した。それが結果的に若者を中心に支持を集めるきっかけになったんだ。でもね、これって裏を返せば「既存メディアに対する不信感」が背景にあったんじゃないかと思うんだ。メディアが「中立」を装いながらも特定の方向性を持った報道をすると、それがすぐSNSで指摘される。こういう状況、メディアにとってもプレッシャーだろうけど、僕たちにとっては選択肢が広がるいいことだよね。
でも、ここで忘れちゃいけないのはSNSの怖さもあるってことなんだ。
改めて、既存メディアとSNSの違いを考えてみるね。
確かに、既存メディアの報道内容に「傾向」があることは否定できないよね。例えば、メディア企業の経営者やスポンサーの意向が報道内容に影響を与えることもある。行政からの圧力もないとは言い切れない。結果として、傾向報道がなされるリスクは常にはらんでいるんだ。
でも、少なくとも選挙を報じる場合は、既存メディアには公職選挙法による厳しいルールが課せられているんだよ。この法律の目的は、候補者が公平な立場で選ばれるようにすること。テレビや新聞といったメディアには、選挙報道をする際に特定の候補者を有利または不利に扱わないよう義務づけられている。例えば、選挙期間中のテレビ討論では、すべての候補者を平等に扱うことが求められるし、新聞社が候補者について報じる際も、明らかに一方の候補だけを称賛したり批判したりすることは避けなければならない。これらは、公職選挙法に基づく最低限の公平性を保つためのルールだよ。
一方で、SNSはどうだろう?
SNSにはそんな法律による縛りが一切ないよね。
一応、各SNSにはそれぞれのガイドラインはあるけれど、それは各SNSの収益性を上げるためのルールであって、国益のためのルールじゃない。あいまいだし、コロコロ変わる。
だから、SNSには誤った情報、危険な情報であふれているよね。既存メディアの情報と違って、最低限度の歯止めもないんだ。
例えば、今回も「稲村和美さんが外国人に選挙権を与えようとしている」なんていう根拠のないデマが広まったんだよ。結局、これを信じた人が一定数いたっていうんだから驚きだよね。
そして、SNS発信のデマは一度広がると取り返しがつかない。SNSは情報を拡散する力が強いからこそ、使い方を間違えると危険な刃にもなるんだ。
今回の選挙をきっかけとして、これからの選挙戦はいかに各候補者がSNSをうまく駆使できるかが勝敗を左右する時代になると思う。でも、その周辺でたくさんのデマも飛び交うことになるんだよ。
こういう課題をどう解決していくかも、これからの政治の大きなテーマだよね。
それぞれの有権者も、断片的に情報をつまみ食いするのではなく、広い視野をもって判断する目を養わないといけないよね。
それから、もう一つ見逃せないのが、立花孝志さんがとった「他の候補者を当選させるために立候補する」という手法だよ。これ、完全に公職選挙法の理念を壊しているよね。立花さんが立候補した目的は「自分が当選する」ためじゃなく、「対立候補である斎藤さんをを当選させる」ため。こんなやり方が許されるなら、選挙の公平性が完全に失われてしまうよ。
例えば、知事選の場合、法律で決められた「選挙運動費用の上限」を超えて支出することは禁止されている。
選挙運動ができる期間も厳密に決められている。
候補者のポスターも、自治体が設置した公営掲示板にしか掲示できない。
選挙期間中の新聞やテレビでの有料広告についても厳しい制限がある。
これらは資金力を持つ候補者が有利にならないようにするためのルールだよ。だれもが公平に選挙戦を戦うための最低限度のルールだよ。
でも、立花氏のとった行動はどう?
こんなことが許されたら、今後はSNSなどで発信力のある人物を仲間につけて複数の候補者を立てた人が有利な選挙になっていくんじゃない?
これじゃ日本の民主主義は根本から崩れ去っていくよ。
合法だからいいっていう問題じゃない。
悪質な脱法行為。
金のある人物、影響力が強い人物が支配する世の中になる。
兵庫県の人は、本当にこれでよかったのかな?
なんで立花氏の話を聞いちゃうのかな?
斎藤氏がどうこうではなく、こんなことに左右されるような選挙で兵庫県にどんな未来があるのかな?
とまあ、今回の選挙には重大な問題がいくつかあったんだけど、そうは言っても
今回一番すごいと思ったのは、それまで政治に無関心な人が多かった若者世代が積極的に投票に行ったことだよ。
数々のSNSのメッセージが多くの若年層に響いたんだろうね。「どうせ政治なんて自分たちには関係ない」と思っている若者が多かった中で、これだけの人が選挙に参加して「自分たちの未来を決める」という意識を持ったのは、ものすごく大きな変化だと思うよ。
一方で、既得権益を守ろうとする一部の政治家や団体からの反発もかなり強いだろうね。これからも斎藤さんが掲げる改革に対して、さまざまな抵抗があると思うよ。でも、若者を中心とした支持層が「変えたい」という意志を示した以上、そのエネルギーは無視できないよね。
それから、今回の選挙でクローズアップされた「公益通報制度」の問題も重要だよ。この制度は、本来なら不正を告発した人を守る仕組みなのに、形だけになっている部分が多い。今回の選挙では、この問題が県民の不信感を高める一因になったよね。斎藤さんは、自分が深く絡んでいて、実際に人が亡くなっているのだから、ここはあいまいにしてほしくはないよ。
こういった根本的な制度の見直しにも本腰を入れてほしいところだね。
今回の選挙結果は、兵庫県民が「議会の判断にNO」と言ったと同時に、「斎藤さんにもう一度チャンスを」と訴えた結果でもあるよね。でも、この結果が示すのは、それだけじゃないんだ。首長と議会がそれぞれ独立した権限を持つという二元代表制というシステムそのものの意義や、政治における透明性の重要性を改めて問う声が強まっているってことだよ。
これからの課題は山積みだね。議会と斎藤さんの関係修復、県政の信頼回復、そして何より県民が納得できる政治を実現すること。どれも簡単じゃないけど、今回の選挙で示された「変革への意志」を原動力にすれば、前に進む道は必ず見つかるはずだよね。
兵庫県民だけじゃなく、僕たち全国の人間にとっても考えさせられる出来事だったよね。この「ねじれ」をどう解消するか、その答えはこれからの行動にかかっているんじゃないかな。
みんなはどう思う?
みんなの意見をコメント欄で待ってるよ。
じゃあ、僕はドライブを続けるよ。
さようなら。