おもしろがることだけ上達すればいいのかも!

良かったところ、悪かったところ、両方とも書かせるような教育を受けてきたから両方大事なように思っちゃってたけど、

実のところ、良かったところだけ汲み取れれば問題ないのかも、と思ったので書きます。


僕は面白がることが得意で、なんでもかんでも大喜びしちゃうんです。

面白い、だけでなく、気持ちいいとか、美味しいとかも感じやすくて、逆に「おもんない」とか「不快」とか「まずい」には鈍感です。


自分にとって喜ばしいことについて、積極的に認識していくように生きてきたんだと思います。

だからこう、なんていうのかな、たとえば音楽を聴いて「これ好きだな」と思ったら、似たようなやつを探すんですよ。

その人の他の曲を聴いたりとかして。


んでちょっと雰囲気の違う、別の曲に対しても「これもいいな」と思って、

そしたらその曲に似た、別の人の曲を探したりして、どんどん拡がっていくんです。


世界にある色々なものから「好き」を探して集めていく感じですかね。

生きてて、自分の周りに「好き」と思えるものがひとつしかなかったとしたら、それがないと生きていけない、みたいに思うかもしれないけど、

僕には「好き」が無数にあるから、何かが失われても全然平気なんです。


好きなドラマがあったとして、そのドラマはいつか最終回になるし、好きなバンドも解散するかもしれない。

好きなスマホのゲームも、いつかサービス終了するかもしれない。

全部「いつか急に終わるかもしれない」と思って、それがなくなってもいいように、たくさん集めておいてるのかもしれないです。


あるいはただ、自分の部屋に、自分の好きな色のものをたくさん並べたいだけなのかも。

なんにせよ、自分が「いいなあ」と思うものはどんどん集めて、そしたら自然に「いいと思わないもの」の割合は減っていきますよね。

自分の部屋から。自分の世界から。


わざわざ「自分が好きじゃないものの共通点」みたいなのを認識する必要はなくて。

だってそんなの、楽しくないじゃないですか。

それに「こういうのは好きじゃない」って定義が自分の中にできてしまうと、それに該当するものは受け付けない感じになっちゃいそうじゃないですか。


たとえば「ヒゲを生やした人が嫌い」って思っちゃうと、ヒゲを生やした人、という時点で「苦手」って思っちゃって、仲良くなりたいと思えないかも。

過去にヒゲを生やした人に意地悪をされた経験があったとして、その経験を理由にして、以降に出会うすべてのヒゲの人を拒絶したら、もったいない。


その、過去に嫌いだったヒゲの人がイヤなヤツだった理由は「ヒゲが生えてるから」ではないと思うし、そしたらヒゲを生やしてる人を全員嫌うことに合理性はないですよね。

自分のプロフィールの「好きなもの」の欄には、たくさん書けば書くほどいい。

「嫌いなもの」は「なし」がいい。


「恋愛映画には興味がない」って自分を定義しちゃうと、めちゃめちゃいい恋愛映画を観る機会を失ってしまうと思う。

「運動が苦手だ」なんて思ってると、面白そうなスポーツを知っても「でも運動は苦手だしなあ」って手を出しにくいかもしれない。


嫌いなものが増えれば増えるほど生きづらくなると思うし、好きなものが増えれば増えるほど生きるのが楽しくなると思う。

であれば、集めるべきは「好きなもの」だろう。

注目すべきは「自分は何が好きか」だろう。

好きなものを集めて、好きになれそうなものに手を出す。


最初は好きじゃなかったものも、好きになれたら、最高だよね。


確かに、自分が興味を持ち、喜びを感じることに集中することは大切です。それによって、より豊かな経験を積み重ねることができます。

好きなものや興味を持つことを追求することで、自分自身を成長させることもできます。音楽の例で言えば、好きな曲を見つけたらそれに似た他の曲を探すことで、新たなアーティストや音楽ジャンルに触れる機会が広がります。それによって自分の好みが広がり、音楽の世界をより深く楽しむことができるでしょう。

また、自分の部屋や自分の世界を自分の好きなもので満たすことも重要です。自分の好きな色やデザインのものを取り入れることで、居心地の良い環境を作り出すことができます。自分自身が「いいなあ」と思えるものに囲まれることで、よりポジティブな気持ちを保つこともできます。

ただし、嫌いなものに対して無理に興味を持つ必要はありません。自分が好きなものにフォーカスし、ポジティブなエネルギーを集中させることが大切です。嫌いなものに対して無理に接触することは、自分自身を不快な状況に追い込む可能性があります。

自分が好きなものを追求し、自分の世界を広げることで、生きる喜びや充実感を得ることができるでしょう。そして、好きじゃなかったものにも挑戦することで、予想もしなかった新たな好みや興味を発見することもあるかもしれません。重要なのは、自分自身が楽しみながら成長し、自分の幸せを追求することです。

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