ソーの感想を書かして!
ディズニープラスから9月8日に配信されました。
ソー ラブアンドサンダーについて語ります。
結論
爽快で最高!一番感情移入できるヴィラン登場
でございます。
◯ソーらしいアクション、スピード感
エンドゲーム後のフェーズ4というのは喪失感が根底にあり
重苦しい内容が多いなか
待ってました。この爽快感という感じでソーが僕をワクワクさせてくれました。
序盤のアクションシーンはとても良かったです。
両脚でバイクを止めるソーは最高でした。
最後に流れる音楽は最高です。
これぞまさにソーのテーマ曲といった感じです。
あれはどうやって選曲されているんでしょうかね。
スパイダーマンノーウェイホームでも感じました。
◯ゴアについて
今回のヴィランはとても感情移入できました。
その最大の理由には、最愛の娘を想う気持ちでした。
そして、”神は助けてなどしない”という彼の主張は筋が通っており、納得せざるを得ない作りになっていました。
・ゴアは哲学者ニーチェのよう
ニーチェは「神は死んだ」だから自分を信じろと説いた哲学者です。
ソーがゴアに「お前の勝ちだ」っていうシーンが好き
ソーもゴアと同じように何もしてくれない神に憤り、殺しています。一緒です。
蘇りのシーンはクリスチャンベールの演技に泣いた
非常に人間味の弱さが出ている
深い悲しみの表情が素晴らしい
◯失うと得るは繋がっている ないものあるものだからこそ繋がれる
ゴアの娘を蘇らせるシーンは印象的です。
ソーはまたしても大切な人を失ってしまう。でもゴアの娘を授かる。
ゴアは自分の命を失い、娘の命を得る。そしてソーに託す。
この関係性が痺れますね。
◯ソーの悲しい気持ちをもっと味わいたかった
MCUヒーローの中でトップクラスに大切な人を失っているキャラクターだと思います。そんな彼の悲しみを正面から味わいたかった。
コミカルな演出で肩透かしを食らった感じがして、そこだけが引っ掛かっている。