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『映画大好きポンポさん』を見て、その一瞬を切り取る美しさ、そして編集の楽しさと苦悩を知った。

タイトルなが…

というわけで、以前からめちゃくちゃ気になっていた『映画大好きポンポさん』を公開日当日に観に行ってきました!

で、早速感想ですが…良い映画だった!
(めちゃくちゃありきたりですが…「映画大好きポンポさん」を見た方なら、ポンポさんのあのセリフを思い出すかも)

で、何が良かったかというと、伏線の張り方、その一瞬を切り取るだけに執念を抱く姿。あと編集の熱意と各々のキャラクターが抱く渇望、そして…監督となった彼が一番に伝えたかった人が、最後の一言で明らかになった時しびれた。

色々あるのですが…思い出す範囲だとこんな感じです。

特にラストの編集のシーンが凄まじいですね…編集ってあんなに大変だとは知りませんでした。自分も動画編集したことあるのですが、めちゃくちゃ簡単にホホーイと編集しちゃいます。なにせどれも「特別良いシーン」とは感じないから。

でも、映画の編集となると、そうはいきません。まず監督が伝えたい思いを乗せる必要がある。そして観客が飽きないために尺を短く切り取らないといけない。

最近TikTokが流行り出しているのは、人はどんどん「短い動画」を求めてきている…この映画でもニュアンス的にはそんなことを伝えている。

でも、短くするとなると、ただでさえ多く撮影したシーンを何個も何個も何個もカットしなきゃいけないんです。それこそ大物の最高の演技とか、ヒロインのあのシーンとか、スタッフとの思い出が深いあのシーンとか(まさか、あのシーンを切るとは思わなかった)…そういう取捨選択をして、ようやく一つの映画に仕上がる。まさに職人芸。

ちなみにこの作品、一応pixivで原作読んだことがあるのですが、本編にはない内容が追加されていると思う…(記憶が定かではないので曖昧ですが…)

その部分は映画の「お金」の部分。と、映画に対する思いとか、かな?やはり何事もお金問題には悩まされますね。

あと映画見た感じ、続編ありそうな雰囲気も。原作は続編もあるので、ちょっと期待しますね!

というわけでこんな感じです!

おまけ

欲を言えば、各キャラクター…少なくても主人公のジーンの過去をもう少し掘り下げて欲しかった!

彼の過去は断片的に見え隠れはするものの、直接的に彼の過去に何があったのかは多くは語られなかった。もう少し彼の過去を掘り下げて、周りの人達をちょっと憎むくらいにすると、彼に感情移入できて、なおかつ彼の活躍を大きく喜べたんじゃないかな…と、思った!あくまで個人的な欲ですが!!

さらにおまけ

挿入歌…最高でしたね!
EMAの「反逆者の僕ら」そして、花譜「例えば」劇中で、ここで登場するのか!と感じた時はジーン監督並みにバリバリっと電撃が走ったような感じでした!

あと気になっていた今回デビューしたばかりで主題歌抜擢のCIEL「窓を開けて」も素敵でしたね!一体どんな歌になるのか公開直前まで分からなかったので、劇場で直接聴いた時は震えました!

やっぱり神椿は最高ですね…!

さらにさらにおまけ

ヒロインは声優さん…じゃなくて女優さん?たしかに良い感じ出していたけど誰だろう?と思って調べてみたら、大谷凜香さんという方だった!本人も女優としての活躍が期待されているそう!なるほど…だから彼女を今回の映画に。

ちなみにキャラクターが可愛らしいと感じたと思えば足立慎吾さんが担当されてた!この人のアニメ大体見ていて、どれも好きなんですよね…

まさか後から調べて色んな発見が出てくるとは、自分でも驚き。

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