うちの長女は、ある時期、よくこう言いました。 わたしのおねえちゃん「わたしのおねえちゃんはね、あおいろがすきだって」 「おねえちゃんもね、みんなといっしょに、こうえんいくっていってたよ」 「きょうもね、おねえちゃんがね、うさぎのおせわしたんだよ」 「ふふふ。わたしのおねえちゃんがね。きょうね。」で始まる話に毎日まいにち花が咲く。昨日も今日も、朝も夜も、娘の話にはおねえちゃんが出てくる。そう、それは長女が5歳ぐらいだったときのこと。私の産んだ長女のこと。そうよ、長女なの、長