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神社巡りと御朱印集めが趣味なんです。

今回は、神社のお話を少し・・・(。´・ω・)


御朱印集めてる!

日本の神社は、古くから日本人の生活と深く結びついてきた神聖な場所です。神社の歴史を辿ると、日本の神道とともに発展してきたことがわかります。神道は、日本固有の宗教であり、自然崇拝や祖先崇拝を基本とする信仰体系です。ここでは、神社の歴史と九州にある有名な神社について詳しく説明します。

神社の歴史

神社の起源は、日本の古代にさかのぼります。神道の始まりは、紀元前から日本列島に住んでいた人々が、自然の力や祖先の霊を崇拝する中で生まれました。特に、山や川、大きな木などの自然の中に神が宿ると信じられ、それらを祀る場所が神社の始まりとされています。当初は、現在のような建物はなく、祭祀を行う場所として、自然の中に石や木を立てたりして、神を祀っていたのです。

日本の神社としての形式が整ったのは、奈良時代(710年~794年)頃からです。この時期に日本は中央集権的な国家体制を整えていき、神社もまた国家によって管理されるようになりました。特に、天皇が国家の安泰を祈るために行った「大嘗祭(だいじょうさい)」や「新嘗祭(にいなめさい)」といった祭りは、神社と深い関係があります。この頃から、神社には正式な建物が建てられ、神を祀る社殿が構築されるようになりました。

平安時代(794年~1185年)に入ると、神社の数はさらに増加しました。特に、武士や豪族が地域を治める中で、自らの守護神を祀るために神社を建立することが一般的となりました。この時代に多くの有名な神社が建てられ、現在も残っている神社の中には、平安時代から続いているものも多くあります。

鎌倉時代(1185年~1333年)から江戸時代(1603年~1868年)にかけては、武士の信仰や庶民の信仰が広まり、神社は地域の生活の中心的な役割を果たしました。神社は、農業の豊作を祈る場所や、病気や災害からの守護を求める場所としても重要視されました。

明治時代(1868年~1912年)に入ると、国家神道が確立され、神社は天皇や国家の象徴としての役割が強まりました。この時期には、全国に多くの神社が新たに建てられ、またそれまでの神社も国家の管理下に置かれました。戦後、国家神道が廃止されると、神社は再び地域社会や個人の信仰の場としての役割を担うようになりました。

九州の神社

霧島神宮

九州は、日本の中でも特に古代の歴史と深いつながりがあり、多くの神社が存在しています。九州の神社には、古代の神話や歴史に関連した神々が祀られており、訪れる人々に神聖な空気を感じさせる場所が多いです。ここでは、九州にある代表的な神社をいくつか紹介します。

1. 宇佐神宮(大分県)【行った!】

宇佐神宮は、大分県宇佐市にある神社で、全国の八幡宮の総本社として知られています。八幡神は武運の神であり、特に武士たちに崇拝されてきました。宇佐神宮は、8世紀に建立されたとされ、日本の歴史の中でも重要な役割を果たしてきました。また、宇佐神宮は天皇家とも深い関わりがあり、奈良時代には天皇の信仰を集めました。

2. 太宰府天満宮(福岡県)

福岡県太宰府市にある太宰府天満宮は、学問の神として知られる菅原道真を祀る神社です。菅原道真は平安時代の学者・政治家であり、彼の死後に怨霊として恐れられましたが、その後、学問の神として全国の天満宮で祀られるようになりました。太宰府天満宮は、その総本社として全国の受験生や学生に崇拝されています。

3. 霧島神宮(鹿児島県)【行った!】

霧島神宮は、鹿児島県霧島市にある神社で、神話に登場する天孫降臨の地とされる霧島山を背景にしています。天孫降臨とは、天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上に降り立ち、神武天皇に続く日本の皇室の祖となるという伝説です。この神話に基づき、霧島神宮は皇室とも深い関わりを持つ神社として知られています。

4. 宗像大社(福岡県)【行った!】

宗像大社は、福岡県宗像市にある神社で、海の守護神として崇拝されています。宗像大社は、日本神話に登場する宗像三女神(むなかたさんじょしん)を祀っており、古代から航海の安全を祈る場所として重要視されてきました。現在も、海上交通や安全を祈る人々にとっての聖地となっています。

5. 阿蘇神社(熊本県)【次回の目標地点!】

阿蘇神社は、熊本県阿蘇市にあり、阿蘇山を神体山とする神社です。阿蘇神社は、阿蘇山の火山活動に関わる神々を祀っており、農業や豊作を祈る場所として地域の人々に崇拝されてきました。また、阿蘇神社の祭礼は古くから続いており、現在も多くの観光客が訪れる場所です。

結論

日本の神社の歴史は、古代の自然崇拝から始まり、時代とともに発展してきました。九州の神社は、神話や歴史に深く結びついており、独特の雰囲気と魅力を持っています。訪れる人々は、神社の静けさの中で歴史と伝統を感じながら、神々への祈りを捧げることができるでしょう。九州を訪れた際には、これらの神社を巡ることで、さらに深い日本文化への理解が得られることでしょう。



うんうん。
難しいことは置いといて、神社って素敵な気持ちになるからとっても好き!
パワーとか、見えない世界が分かるわけじゃないけど、
好きだからそれで良いって思ってる!


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