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「スイッチを押す時」疑うことの大切さ

2006年
原作 山田悠介

あらすじ

ありえないシチュエーションです。

国が、子どもを無作為に抽出して
何もない空間に閉じ込めて、
自殺のスイッチを持たせ
どれだけ耐えられるかを実験する。

生きるって辛い

人間にとって1番辛いのは
独房だと聞いたことがあります。

ひとりで何もない空間に居続ける孤独。
発狂するほどの孤独。

数名いた子どもが
ひとり、またひとりと死んでいく。

勉強も遊びもない
家族もいない。

想像しただけで怖くなる。

でも、
このありえないシチュエーションは
人生そのもの 
生きることそのもの

なんじゃないか。

孤独に生まれて
孤独に生きて
孤独に死ぬ

長く生きてきて
生きることはしんどいと感じます。

早く死を迎えたいと感じます。

もし、スイッチを持っていたら
押していたかもしれない時が
何度もありました。


インタビューで
作者の山田さんは
「若者に生きることをあきらめないでほしい」と
言ってました。

でも、人はそんなに強くないです。

諦めたら終わりだけど
押したら楽になれるかも。

そんなことが頭によぎることが何度もあります。

だから、少しでも楽しくなるように

楽しみを持ったり
推し活したり
仕事をする。


私にとって、
1番の生きる糧は
推しです。


その推しが引退した時
私には何もなくなったと思いました。

あの時スイッチを持っていたら
押していたかもしれない。

執着かもしれない。

でも弱いです。

・・・・・

成宮くんと
山田悠介さんのインタビューで


成宮くんが

「中学生の時、歴史が嫌いでした。
嘘ばかりなのに
何でそんなもの覚えなきゃいけないんだって
思ってました。」

とても賢い人だと思います。

私は、子供の頃なんて、
ただ教科書を
丸暗記すればいいだけだと思っていました。

疑うことを知らなかった。

疑うことは学びの第一歩だと
思います。


疑うことができるから
素晴らしい演技ができるんだと
改めて感じました。


今は俳優をお休みしているけど
こうしてdvdで
何度もドラマを見られることに感謝します。



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