
ボタン恐怖症
いろんな恐怖症があるらしい。
高所恐怖症や先端恐怖症はよく知られているが
ボタン恐怖症は稀だ。
私は服についているものは大丈夫だけど、ボタンが裁縫箱に入っている状態がだめだ。
なぜ、それが恐怖に繋がるのか考えてみた。
母が昔、紙箱に沢山のボタンを入れていて、
それを私がジャラジャラといじっていたら、「口に入れちゃダメっ」と叱責された記憶がある。
その断片的な映像が脳裏から離れない。
自分でもよくわからない体験が恐怖症を引き起こす。
前世の体験が原因ということもあるかもしれない。
恐怖症を克服しようと努力する人もいるだろうけど、
怖いものを遠ざけてしまう方が合理的かもしれない。
遠い昔の衝撃的な記憶はそう簡単には消え去らないから。