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個人通信”Simple Dreams”1394号

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個人通信"Simple Dreams"               1394号
2024.11.10
石川 晋
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ぼくのnoteは1号だけの購入だと500円。月に4号は出ますが、月刊購読なら100円。どうぞ、単体ではなく月単位で購入してみてください、すぐ辞めてもいいですから、8号くらい(2ヶ月くらい)まとめて流れで読んでほしいなあと思っています。

今回は、11月4日(月)から11月10日(日)までの期間。

ターリヒSQ
中野区の私立小学校
平塚市の小学校
河内松原市の小学校
兵庫芸術文化センター管弦楽団&カーチュン(マーラー6番)
国語ファシリテーション(松原)
アンドリュー・ワイエス(大山崎美術館)
多賀先生との講座
東京交響楽団&ノット(デュリュフレのレクイエム他)

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11月4日(月)晴れ
 佐原から所沢航空公園は遠かった。なんとか14時に所沢ミューズに辿り着き、ターリヒS Q.。アメリカ、我が生涯より、死と乙女。王道のプログラムだったが、4人の素晴らしい間合い、そして、一人一人の技術の高さ、素晴らしい。チェコの弦の魅力を存分に味わう。スメタナSQが解散し、ヤナーチェクSQもその活動をおそらく終えようとしている、シュターミッツSQも活動を停止した。ああ、パノハSQはどうなのだろう、プラハ・ヴラフSQやウィハンSQもあるにはあるけれど・・・でも、今、チェコの伝統を一身に背負うカルテットはこのターリヒSQなんだなという思いを強くする。もっとも、モーツァルトの四重奏曲全集などは、いささか穏当・微音的で物足りないと思っていたのだが、ミハル・カニュカの加入後は、これはもう別な団体の趣なのかな。これまでの、あのあたたかでふくよかな弦の重なりは、間違いなく健在。それに低弦の厚みがまし。アンコールの4人の楽しそうな姿に至るまで、素晴らしいアンサンブルだった。もっとも、死と乙女は、やっぱり、ぼくにはちょっと長すぎる・・・。

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