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8月6日
昨日は日経平均が大きく値を戻したことが、ニュースの中心になっていたような感じで、僕自身もそこから先に思いが至らず、夕方を迎えてしまいました。
7月に調子を崩しかけていたカープが、8月に入り連勝を重ね、再び首位に返り咲き、昨日から東京ドームでの首位攻防戦。
今日は大事な日だと思った瞬間、そうか、それよりも、今日は広島にとって、忘れ得ぬ日だったと、ハッと思い立ちました。
ネットで日経の記事を見返すと、79年目という記事が、あまり大きくはありませんが出ています。
日経平均の動きに認知が囚われて、カープ戦がなければ、広島の日であることを思い出すこともなく、終わるところでした。
昨日の試合は、広島に勝利を届ける選手の思いが、伝わってくるような戦いぶりでした。毎年、球団としては、この日を特別な思いで迎えていることは確かだと思いますが、勝負事で相手も必死であり、そうそう毎年、勝てるとわけではありません。
特に昨日は、首位攻防戦で、1ゲーム差で肉薄している巨人の本拠地での試合。当然、球場全体が、ここで一気に首位奪還をという雰囲気だったと思います。
先発をみても、巨人の山崎に対しカープはアドォワであり、分が悪い。
一方で、長打力にやや欠けるカープにとって、末包が戻ってきたことは、好材料。
試合は、途中までは息詰まる展開でしたが、5回の二死満塁の場面で、野間がさんざんファールで粘り、11球目をライトに打ち返すタイムリーヒット。個人的には、この野間の一打が、大きかったように思います。
アドゥワは一軍で初の完封勝利というわけで、これ自体、素晴らしいことですが、8月6日に快挙を成し遂げたことの意味は大きいです。
この先、ペナントレースがどう展開するかはわかりませんが、7月の苦境を乗り切り、この大事な一戦を勝つことができた。
この勝利を、ペナントレースが終わってから、一つのターニング・ポイントだったと、振り返りたいところです。